アタランタのアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ゴメスの移籍先候補として、新たにメジャーリーグサッカー(MLS)のFCシンシナティがあがっているようだ。16日、イタリア紙『トゥットスポルト』がこれを伝えている。
アレハンドロ・ゴメスは直近数シーズンにわたりアタランタの中心選手としてクラブの躍進を支えている。今季も11月まで毎試合先発出場を果たしていたものの、12月1日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節のミッティラン戦でジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督と口論に発展。その後、13日に行われたセリエA第11節・フィオレンティーナ戦では出場機会がなく、16日に開催された第12節・ユベントス戦でも53分からピッチに立っている。
また、同選手は自身のSNSを通じて今冬にもクラブを離れる可能性を示唆しているほか、アントニオ・ペルカッシ会長も交えた三者会談でもガスペリーニ監督との関係に改善は見られないと伝えられていた。
複数メディアが報じるところによると、すでに移籍先候補としてトリノやサウジアラビアのアル・ナスルの名前があがっているが、ここにきてMLS行きの可能性も浮上。アタランタは1500万ユーロ(約19億円)以上のオファーが届けば放出に応じるものとみられるほか、シンシナティは年俸700万ユーロ(約8億8000万円)を用意するものとみられる。
ただ、一部では所属クラブを変える場合でも本人はベルガモ州近辺にとどまることを望んでいるという声も上がっており、国外移籍の実現性が高いとは言えないかもしれない。
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