パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するMFマルコ・ベッラッティは移籍を考慮に入れていないようだ。13日、フランスのテレビ番組『テレフット』がこれを伝えている。
このイタリア代表は2012年夏にペスカーラからPSGに加入すると中盤の主力としてチームを支え、7度のリーグアン優勝をはじめ多くのタイトル獲得に貢献している。一方、ここ数年間の移籍市場期間においては再三にわたり自身の名前がメディアに取り上げられたものの、戦いの舞台を変えることなくフランスの強豪にとどまっている。
同選手はPSGでの現状についてたずねられると「僕はこのクラブに惚れているよ。9年間も同じクラブにとどまっている選手はそう多くないよ」
「パリでタイトルを勝ち取ることが僕の夢だ。チャンピオンズリーグもそうだし、そんなに簡単なことではないけど国内でも勝ち続けたいよ。10年後にファンはこの歴史的な出来事を思い起こすだろうね」と語った。
また同選手の代理人を務めているミノ・ライオラ氏も先週メディアの質問に応じた際に「PSGで多くの人々が彼のことを評価しているし、彼をとても気に入っている」
「もし本人がクラブを離れるという決断を下すならば移籍するだろうが、彼はパリで幸せだし、今はそのような状況ではない」とコメントを残しており、PSG残留が既定路線であることを強調している。
なお、ベッラッティは2017年夏にバルセロナ移籍の可能性を巡って代理人の変更を行った過去を持つ。それでもPSGに残留すると、2019年10月には2024年夏までの契約延長でクラブと合意している。今は負傷離脱を強いられているが、復帰後には再びチームの屋台骨としてピッチに立ち続けるだろう。
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