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「サッカーを仕事にする」アルビレックス新潟バルセロナ事業マネージャー松田氏インタビュー

写真提供: Gettyimages

「ワクワクできる人」になってもらいたい

サッカー留学会社が多くある中で、松田氏が思うアルビレックス新潟バルセロナの魅力は何でしょうか?

松田氏:アルビレックス新潟バルセロナが設立され約8年が経ちましたが、順調に修了生の数も増え、サッカー界はもちろん、他業界にも、そして現地バルセロナも含め、様々なパイプが増えてきていると感じます。そしてサッカーのプレーもでき、語学もビジネスも学べる留学はアルビレックスならではだと思っています。プロサッカークラブが運営している留学事業ということで、そこの信頼感を裏切らないようにプログラム自体の質を向上させ続けることは、常に意識しているところでもあります。

留学する人がどのような人間になってほしいと考えますか?

松田氏:色んな道がありますよね。その上で「ワクワクできる人」になってもらいたいというのは1つありますね。自分の夢や目標、やりたいことに対して、それを達成するためにどれだけワクワクすることができるのか、そしてそれを実現させるために必要なことを身につけてほしいと思います。そのためには自分に対してどんどん時間を費やしてほしいです。本当に様々な選択肢がありますが、その一つの選択肢としてアルビレックス新潟バルセロナの留学は存在していると思っています。ただし留学生の人生を私が決めることはできませんし、留学に行ったことがゴールではありません。線路を引くことはできても、実際にエンジンを動かして進めていけるのは本人にしかできないことだからです。それぞれ個人がワクワクすることに向かって、留学期間中でもどんどん自ら一歩踏み出せる人になってほしいと思います。

これまで50人前後のOB・OGの方は、どのようなことが決め手になり留学しているのでしょうか?

松田氏:もちろん、人それぞれ様々なストーリーがあり参加を決断してくれていますが、独自のキャリア形成をしたいというのが決め手となっている方は多い印象です。これは私自身にもあてはまることですが、長期留学することで、その人にしかない武器や語学力、価値観を身につけることができると思います。留学生に話を聞くと、やはりそれらを求めてスペインへ渡る人が多いですね。

写真提供: アルビレックス新潟バルセロナ

OB・OGの方はサッカー業界や他業界でどのような仕事をされていますか?

松田氏:サッカー関連でいうと、もちろんアルビレックス関係に携わる修了生は多いですね。他にはなでしこリーグに所属するクラブのスタッフや他のJリーグクラブに就職した方もいます。留学終了後もバルセロナに残り起業した方や、現地企業や現地クラブの監督になった修了生もいます。サッカー業界以外でいうと、某メガバンクや有名保険会社、大手人材会社に就職していたりもしますね。本当に多くの修了生が、様々な国や業界で活躍してくれていることを嬉しく思います。

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名前:TK
趣味:サッカー観戦
好きなチーム:浦和レッズ、東京ヴェルディ、川崎フロンターレ、大宮アルディージャ、南葛SC
サッカースクールを運営しながら、複数のサッカー、スポーツ媒体でライターを経験。国内サッカー全般(4種から1種まで)幅広く観戦しています。

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