昨シーズンをレンタル先のバイエルン・ミュンヘンでプレーしたインテルのクロアチア代表MFイバン・ペリシッチはインテルへの復帰が正式決定した。9日、独紙『ビルト』が報じている。
アントニオ・コンテ監督の下で構想外となり、昨年の夏にバイエルンへとレンタル移籍を果たしたペリシッチ。バイエルンではブンデスリーガ、DFBポカール、チャンピオンズリーグの3冠に大きく貢献した。
バイエルンはペリシッチに対して2000万ユーロ(約25億円)での買取オプションを保有していたものの、施行を断念。最終的にインテルはバイエルンに対して1500万ユーロ(約18億8000万円)での売却をオファーしたものの、バイエルンはペリシッチの31歳という年齢と1100万ユーロ(約13億8000万円)という年俸を考慮して同選手の完全移籍での獲得は断念したようだ。
バイエルンのハンス=ディーター・フリック監督はペリシッチの獲得を熱望していたこともあり、同選手に対して「彼の成績と3冠に対する貢献に感謝したい。彼との仕事は素晴らしいものだった。リスボンでのCLで彼はクオリティを証明した」と賞賛のコメントを残した。
はたしてペリシッチは来シーズン、インテルに留まることになるのだろうか。それとも新天地でプレーすることになるのだろうか。
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