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大迫所属のブレーメン、ブンデス再開後はホームスタジアムを使用せず?

写真提供: Gettyimages

 日本代表FW大迫勇也も所属するヴェルダー・ブレーメンは、ブンデスリーガ再開後にホームスタジアムであるヴェーザーシュタディオンを使用しない可能性があるようだ。26日、独紙『ビルト』が報じている。

 ブンデスリーガは現在、5月9日の無観客試合での再開が噂されており各クラブがトレーニングを再開している。また、再開に当たっては関係者にも入場制限を設けるなど、細心の注意が払われるようだ。

 しかし、ブレーメン州のウルリヒ・モイラー議員は無観客での再開後にスタジアム前にサポーターが殺到することを危惧しており、再開に対して否定的なようだ。

 そのため、ブレーメンはハノーファー、ボルフスブルクやハンブルグのスタジアムをホームスタジアムとして使用する可能性があるようだ。ブレーメンのクラウス・フィルブリーCEOは「いかなる理由でブレーメンで試合ができないとしても、他の17のスタジアムで試合することはできる。代用策を考える必要があるだろう」とコメントしている。

 ブレーメンは既に4000万ユーロ(約46億円)の損失を抱えている模様。ブンデスリーガの再開はクラブを財政難から救うことになるものの、ホームスタジアムを使うことができないというハンデを背負うことになるかもしれない。