
八百長問題によって世界中のどのリーグでも、サッカー関係者は賭け事をしてはいけないと。当然の話だ。しかし、それはお金が絡むスポーツイベントに限った話。チームメイトと楽しむために複数の選手がありえない賭けを受け入れ、負けた際にはとんでもない状況に追い込まれるケースがたくさんあった。
今回は、サッカー関係者がどんな賭け事をして、どんな状況に追い込まれたかをまとめてみた。
ガットゥーゾはナメクジを食べた
数日前にスカイ・スポーツのテレビ番組で元ミランDFジャンルカ・ザンブロッタは、チームメイトであった現在ナポリの監督であるジェンナーロ・ガットゥーゾについての面白い話をした。
ザンブロッタ、アンドレア・ピルロ、マッシモ・アンブロジーニは頻繁にガットゥーゾとふざけたジョークやカケをしていたそうだ。ザンブロッタの印象に強く残っているのは次のエピソードだ。
「みんなで練習場を歩いていたとき、カラーゼがナメクジを見つけたんだ。私たちは、ガットゥーゾにそれを食べたら1人ずつ500ユーロをあげると提案した。いまだに信じられないよ。ガットゥーゾはナメクジをとって食べてしまったんだ」
賭けのお金はどうなったのかはっきりしていない。ザンブロッタによるとガットゥーゾには何も支払われてないそうだが、本人はそのお金を集めてコーチングスタッフにプレゼントしたと言っている。

自宅まで50km歩いた元フィンランド代表のラウティアイネン
賭け事が大好きな人は負けてもやめないとよく言われている。これはまさに80年代にフィンランド代表選手だったパジ・ラウティアイネンにぴったりの言葉だ。
彼は1993年に行われたチャンピオンズリーグ決勝戦、ミラン対オリンピック・マルセイユの試合前にこんな発言をした。「ミランが勝つに違いない。もし負けたら家まで自転車で帰ることを約束しよう」。結果、フランスのクラブは1-0勝利し、ラウティアイネンは発言をした場所から家まで自転車で160km走ったという。
それでも勝負事を愛し続けたラウティアイネンは、11年後にまたある賭けをした。2004年のヨーロッパリーグ準々決勝一戦目でミランはデポルティーボ・ラ・コルーニャ相手に圧倒的な勝利(4-1)を収めた。その時ラウティアイネンは「デポルティーボの逆転は無理だ。そうなった場合、家まで歩こう」と発言。デポルティーボ・ラ・コルーニャは次の試合で大逆転を成し遂げ、ラウティアイネンは家までの50kmを歩いて帰ったという。
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