
バイエルンの戦術
戦術面では、バイエルンはしばらくの間、コバチ前監督の4-3-3をベースにしていた。しかし最近フリック監督はこのシステムに手を加え、4-2-3-1または3-4-3を採用することが多くなった。
通常、システムを頻繁に変えるのは、あまり有益なことではないと思われている。しかし、バイエルンの場合は違う。複数の役割をカバーできるフレキシブルな選手が非常に多いためだ。
例えば、ヨシュア・キミッヒの本来のポジションは右サイドバックだが、センターバックあるいはディフェンシブミッドフィルダーとしても使われることがある。また、アルフォンソ・デイビスはウイングだが、昨今サイドバックとして使われることが多くなった。
複数のポジションをカバーできる多くの選手の存在によって、選手交代が行われなくても試合中に戦術変更が可能となり、相手を混乱させることができている。

若手選手の重要性
バイエルンが強くなったもう一つの理由は、若手選手の活躍にある。
19歳のデイビスは、スタメンとして欠かせない存在となった。また、2001年生まれのFWザークツィーも、1999年生まれMFミケール・キュイザンスも頻繁に起用されている。さらに、サイドの攻撃を任されているセルジュ・ニャブリ(24歳)とキングスレイ・コマン(23歳)が、イバン・ペリシッチとフィリペ・コウチーニョの支えとなり、チームを離れたロッベンとリベリーの立派な後継者となりつつある。
今シーズンバイエルンがここまで得点を重ねているのは、もちろんレバンドフスキの素晴らしい活躍は大きいがそれだけではない。彼の背後にいるファンタジーを持つ若手選手も大きな役割を果たしている。
平均年齢25歳のバイエルンには無限の可能性が感じられる。これからもっともっと輝くこととなるだろう。
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