
2019/2020ラ・リーガ第25節、バルセロナは乾貴士が所属するエイバル相手に圧勝(5−0)し、リーグ1位の座を取り戻した。来週月曜3月2日(日本時間)に行われる現在2位のレアル・マドリードとの大一番「エル・クラシコ」に向けても、エイバル戦は勢いをつける大事な一戦となった。
しかし、そんなピッチ上での好調に反して、現在バルサはピッチ外にて、選手、フロント、サポーターなどを巻き込む大きな問題を抱えている。
ここ数日、バルサに関する事実か噂かはっきりしない様々な情報が挙がっているが、事実であればクラブの大きなピンチとなり得るだろう。今年になって表に出た不可解な出来事をまとめてみる。

シーズン途中の珍しい監督交代
バルサの2020年は不思議な監督交代から始まった。2017年の夏から監督を務めていたエルネスト・バルベルデが1月14日(日本時間)に解任となり、後任として選ばれたのは、2017年5月から2019年5月までレアル・ベティスで指揮を取っていたキケ・セティエンである。
その瞬間から、バルサにとって珍妙なシーズンとなることを想像した人は多いだろう。ブラウグラナ(バルサの愛称)がシーズン途中に監督を変えるのは滅多にないことで、最後にこのようなシチュエーションが起こったのは、2003年ルイ・ファン・ハール監督解任の時だった。
セティエンが監督となってからプレーに迷いが出た試合もあったが、新しいコンセプトに慣れなければいけないチームにとっては当然のことだ。しかし、これに関する深刻な状況が、2月に入ってから明らかになり始めた。

SDアビダル氏の発言とメッシのリアクション
2月の始まりにバルサのスポーツディレクター(SD)であるエリック・アビダル氏が、バルベルデ監督の解任に関してこう語った。
「数人の選手がバルベルデとの関係を不安に思っていた。ロッカールームでの雰囲気は悪くはなかったが、私も選手だったので何かがおかしいことを感じ取って、監督解任という選択をした」
そして、この発言に対してリオネル・メッシが強いリアクションを示したのだ。2月4日に、以下のような発言をしている。
「誰かが選手の話をする時は、名前をきちんとあげるべきだ。そうじゃないと全員に泥がつくこととなり、でたらめも生まれる」
このやり取りの後、状況が落ち着く様子は全く見られず、さらにクラブの信用が疑われるような大きなトラブルが表に出た。
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