いよいよ日本時間19日にスタートしたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント。アトレティコ・マドリードがホームでリバプールを下し、ボルシア・ドルトムントが同じくホームでパリ・サンジェルマンを下した。
早速注目を集めたのが、ドルトムントのノルウェー代表FWエルリング・ブラウト・ホランド。19歳の新星はPSGを相手に2ゴールを記録。チームを勝利に導いた。
今シーズンのサッカー界で最も注目を集めていると言っても過言ではないホランド。しかし、今シーズンのCLでは、ホランド以外にも注目に値する若手選手が多い。今回はそんな5選手をご紹介する。
エルリング・ブラウト・ホランド
クラブ:ボルシア・ドルトムント
まずは、ホランドの活躍ぶりのおさらいから。今冬の移籍市場でドルトムントに加入した同選手は、すでに移籍後の6試合で10ゴールを記録。今シーズンのCLでは7試合で10ゴールを記録しており、ゴールペースは史上最速だ。
今シーズンのホランドは、クリスティアーノ・ロナウドが記録した1シーズン17得点というCL最多ゴール記録を更新する可能性がある。今後のCLでの活躍も要注目だ。
ティロ・ケーラー
クラブ:パリ・サンジェルマン
ホランドが所属するドルトムントと決勝トーナメント1回戦で激突したのがPSG。そのチームで注目すべきは若手はケーラーだ。キリアン・ムバッペが攻撃における若きキーマンだとすれば、ケーラーが守備における若きキーマンだ。
マルキーニョスの負傷により得たチャンスをものにしたケーラー。4バックの中で存在感を示すだけでなく、得点能力があることも示している。同選手は非常にプレーの幅が広く、マルキーニョス同様に守備的な中盤としても機能することができる。将来的に、実力派の選手として評価されるのは間違いないだろう。
リース・ジェームズ
クラブ:チェルシー
数多くの若手選手が躍動するチェルシーだが、今回は20歳のジェームズを推したい。高い攻撃能力を持つ右サイドバックで、その能力はリバプールのトレント・アレクサンダー=アーノルドと比較されているほどだ。
フランク・ランパード監督がジェームズを高く評価しているのは明らかだ。ジェームズを起用するために、アスピリクエタを左サイドでプレーさせている。難敵バイエルン・ミュンヘンとの1回戦でも、決定的な仕事をしてくれるだろうか。
ステーフェン・ベルフワイン
クラブ:トッテナム・ホットスパー
今冬の移籍市場でトッテナムに加入した新星が、22歳のベルフワインだ。オランダではリーグ戦16試合で5ゴール10アシストと、決定的な仕事をコンスタントにこなしてきた。
ベルフワインのスピードや技術といった能力は、もちろん注目に値する。ただ、トッテナムのチーム事情も彼にとっては追い風となり得るかもしれない。現在エースのハリー・ケインとソン・フンミンを負傷で欠いているトッテナム。ベルフワインにとっては、最高のアピールの場となるだろう。
ダニ・オルモ
クラブ:ライプツィヒ
ビッグクラブ以外から注目の若手選手を選ぶとすれば、21歳のオルモになるだろう。今冬の移籍市場でディナモ・ザグレブからライプツィヒに移籍。着実にキャリアアップを果たしている有望株だ。
オルモは自ら得点を生み出すことも、得点をアシストすることも高いレベルでこなすことができる。EURO2020予選ではスペイン代表にも選出された。マルタ代表戦でゴールも記録している。
ザグレブではマンチェスター・シティを相手に素晴らしいボレー・シュートを記録したオルモ。ライプツィヒでは、どのような活躍を見せてくれるだろうか。
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