チェルシー、カンテの負傷状況をランパード監督が語る

　チェルシーのフランク・ランパード監督が、日本時間18日に行われたマンチェスター・ユナイテッドとの一戦で負傷したフランス代表MFエンゴロ・カンテの状況について語った。英紙『ミラー』が伝えている。

　プレミアリーグ4位のチェルシーは、8位であったユナイテッドをホームのスタンフォードブリッジに迎え入れた。しかし、チェルシーは前半わずか12分でカンテが負傷しピッチを去った他、VARによって2度のゴール取り消しなどもあり、2-0でユナイテッドに敗れている。これによりチェルシーは、3年ぶりのプレミア4試合連続未勝利となった。

　ランパード監督は、カンテの怪我の状況について「外転筋の負傷だろう。これからさらに精密な検査を行うが、あまりいい状態ではないだろう」と語っている。

　現在チェルシーは、アメリカ代表MFクリスチャン・プリシッチ、イングランド代表MFカラム・ハドソン＝オドイ、イングランド代表FWタミー・アブラハムといった選手が怪我で離脱している。熾烈な4位争いを繰り広げている同チームにとっては、これ以上の主力離脱は避けたいところだ。

　ランパード監督は、激しい4位争いについても「我々は5位に1ポイント差で4位にいる。シーズンの大事な戦いはここから始まる。我々は4位を獲るために全力で戦う必要がある」と言及している。

　チェルシーは、次節（日本時間22日）トッテナム・ホットスパーをホームに迎え入れる。ロンドンダービーで久しぶりの勝ち点3を得ることができるのだろうか。