いよいよチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦が日本時間19日に迫っている。初日からアトレティコ・マドリード対リバプール、ボルシア・ドルトムント対パリ・サンジェルマンと、注目カードが目白押しだ。
各クラブが欧州の頂点を目指して総力を挙げて臨むCL。中心選手の活躍は、優勝に向けて欠かせない。しかしながら、サッカー選手に負傷などは付き物。出場したくてもできない選手が存在する。
今回は、CL決勝トーナメント1回戦1stレグを欠場する可能性が極めて高い5人の主力選手をご紹介する。
ルイス・スアレス
クラブ:バルセロナ
右ひざを負傷し、手術を行ったスアレス。手術は無事に終わったが、4ヵ月に渡って離脱することが発表されている。決勝トーナメント1回戦どころか、決勝まで勝ち進んでも出場できる可能性は極めて低い。
ここ最近のパフォーマンスを批判されることの多いスアレス。それでも同選手はここ10年で最高レベルのストライカーであり、大一番でも結果を残してきた。新戦力のアントワーヌ・グリーズマンらが、彼の穴を埋める必要がある。
ウスマン・デンベレ
クラブ:バルセロナ
バルセロナで離脱中の主力はスアレスだけではない。両利きの天才デンベレも負傷に苦しんでいる。同選手は今シーズン負傷に苦しみ続けており、回復の兆しを見せては再び負傷という悪夢から逃れることができていない。
デンベレがいないことで、バルセロナの攻撃の幅が狭くなってしまうことは確実だろう。バルセロナには彼以上にサイドでの仕掛けを得意とする選手がいない。若き有望株のアンス・ファティがどこまでの活躍を大舞台で見せれるかに注目だ。
メンフィス・デパイ
クラブ:オリンピック・リヨン
決勝トーナメント1回戦でユベントスと激突するリヨン。1回戦から、超強敵との対戦だ。その中でエースのデパイを欠いて戦うのはかなり厳しい状況といえるだろう。
ヒザの負傷に苦しんでいるデパイは、ここ2シーズンにおけるリーグアンで最も傑出した選手と言っていいほどの活躍を見せてきた。今シーズンが絶望的となっている同選手だが、リヨンに彼の穴を埋める選手が現れるだろうか。
マルコ・ロイス
クラブ:ボルシア・ドルトムント
今シーズンのリーグ戦19試合に出場し、11ゴール6アシストの活躍を見せているロイス。ベテランとしてチームを引っ張ってきた同選手だが、再び負傷に苦しんでいる。
2月に入って筋肉系の負傷を再発したロイス。最低でも1ヵ月間は離脱するとみられており、パリ・サンジェルマンとの1stレグは欠場が確実だ。もう1人の若きポイントゲッター、ジェイドン・サンチョの活躍に期待がかかる。
ハリー・ケイン
クラブ:トッテナム・ホットスパー
昨シーズン、チャンピオンズリーグ決勝トーナメントをエースのケイン不在で決勝まで戦い抜いたトッテナム。今シーズンも、それを同じことが起きるかもしれない。ケインは現在ハムストリングの負傷に苦しんでいる。
ケインの活躍があってこそ、トッテナムはビッグ6と呼ばれるクラブに台頭できたと言っても過言ではない。しかし、昨シーズンはそのエース不在で決勝まで勝ち進み、エースとともに決勝の舞台を戦った。今シーズンもそれと同じことができるだろうか。
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