バイエルン・ミュンヘン
バイエルンが最後にCLで優勝してから、7年の月日が経とうとしている。この7年間で、リーグタイトルは数多く手にしてきたバイエルンだが、CLタイトルは0。サポーターを含め、欧州最高峰への欲望は高まっている。
今シーズンは好調なライプツィヒ、ドルトムントの後塵を拝す時期が長かったものの、気づいてみれば首位に返り咲いている。特に、エースのロベルト・レバンドフスキは絶好調で、21節までを終えて22ゴールと得点を量産している。
昨シーズンは、リバプールに決勝トーナメント1回戦で敗れたバイエルン。ただ、アンフィールドで同クラブと互角に戦ったのは事実だ。今シーズンはセルジュ・ニャブリがより力をつけ、トーマス・ミュラーも完全復活。破壊力抜群の攻撃力で、リバプール破ることができるかもしれない。
ユベントス
ユベントスが欲しくて欲しくてたまらないもの。それがCLのタイトルだ。同クラブが最後に欧州の頂点に立ったのは1996年。2015年と2017年に決勝まで進出したが、スペインの2大巨頭を倒すことができなかった。
そのユベントスは、2018年夏の移籍市場でC・ロナウドを獲得。昨シーズンは21ゴールと同選手としては物足りない成績だったが、今シーズンは23節までを終えて20ゴールと絶好調だ。シーズン序盤の不調ぶりが嘘かのように得点を量産している。
今シーズンのユベントスは、マウリツィオ・サッリ監督の下での戦い方が固まってきている。パウロ・ディバラとゴンサロ・イグアインのペアは、ユベントスの攻撃を1ランク上に引き上げた。最終ラインの層に不安(デミラルとキエッリーニが負傷離脱)はあるものの、それ以外に大きな問題はない。悲願の優勝に向け、準備は万端だ。
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