
今冬の移籍市場が終わり、約10日間が経過した。今回の移籍市場でもノルウェー代表FWエルリング・ブラウト・ホランドなど、注目を集める選手の移籍が実現した。
今回特集するのは「2019年に最も高額な移籍金で取り引きされた5選手」。去年注目を集めた選手たちは、どのような活躍を見せているだろうか。

5位:ロメル・ルカク
移籍金:7400万ポンド(約105億1000万円)
自ら移籍を志願し、昨夏の移籍市場でユナイテッドからインテルへと移籍したルカク。同選手は新天地で圧巻のパフォーマンスを見せている。
ユナイテッドでは勝負弱さを指摘されているルカクだが、今シーズンは違う。先日行われたミランとのミラノダービーでも、ライバルにとどめを刺す4点目を記録するなど勝利に貢献した。
今シーズンは23節までを終えて17ゴールと大活躍のルカク。補強は成功だったと言えるだろう。

ハリー・マグワイア
移籍金:8000万ポンド(約113億6000万円)
ルカクと同じく、昨夏の移籍市場でユナイテッドに加入したマグワイア。守備陣のキーマンとして期待された同選手は、現在ユナイテッド不動のCBとなっている。
ただ、同選手の存在は、ユナイテッドの状況を好転させるほど大きなものではないのも現実だ、欠かせない選手ではあるが、試合の行く末を大きく左右する活躍は見せることができていない。
今シーズンは5試合のクリーンシートに貢献しているマグワイア。果たして、史上最高額のDFはその真価を発揮することができるだろうか。

エデン・アザール
移籍金:8900万ポンド(約126億4000万円)
昨夏の移籍市場で、最も注目を集めた選手の1人がアザールだ。チェルシーを支えたアタッカーが、念願のレアル・マドリード移籍を果たした。
ただ、アザールは間違いなくサポーターの期待を裏切っている。状態が上がってこないだけでなく、負傷にも苦しんでいる。今シーズンのリーグ戦は、わずか8試合の出場だ。

アントワーヌ・グリーズマン
移籍金:1億700万ポンド(約152億円)
ラ・リーガの覇権を争う2クラブ間で移籍を果たしたグリーズマン。移籍当初は、リオネル・メッシという特別な存在がいるチームの中で苦戦しているように見えた。
しかし、ここ12試合の出場した試合で7ゴールを記録するなど、スペイン屈指の実力者はその能力を示し始めている。バルサにとって、メッシと高いレベルで共存できる貴重な選手になろうとしている。

ジョアン・フェリックス
移籍金:1億1300万ポンド(約160億5000万円)
昨夏の移籍市場で、大黒柱であるグリーズマンを失ったアトレティコ・マドリード。その穴を長期的に埋める選手として獲得したのがフェリックスだ。
今シーズンはリーグ戦17試合に出場しているフェリックス。2ゴール、1アシストとポテンシャルを100%発揮できているとは言い難いのが現状だ。
ただ、同選手は20歳とまだ若い。アトレティコも1年目から大活躍を期待はしていなかっただろう。現在、今シーズン2度目の負傷に苦しんでいるフェリックス。今後の活躍に期待だ。
コメントランキング