プレミアリーグ リバプール

南野拓実をマンU戦で起用しなかったのは正しい判断…?

南野拓実 写真提供:Gettyimages

 プレミアリーグ第23節、アンフィールドで行われたマンチェスター・ユナイテッド戦に2-0で勝利したリバプール。日本代表FW南野拓実もベンチ入りを果たしたが、出場することはなかった。

 苦手とするユナイテッドを相手に、セットプレーからオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクにゴールが生まれ、14分に先制を果たしたリバプール。そのリードを終盤まで守り切り、後半アディショナルタイムに追加点を挙げて2-0で勝利している。

 一部のリバプールサポーターは、1月の移籍市場で獲得した新戦力である南野の起用を期待しただろう。日本人であればなおさらだ。しかし、『Rousing The Kop』のブレンダン・ハドリアン氏は、ユルゲン・クロップ監督が南野を起用しなかったことを正しい判断と主張している。

 ハドリアン氏によると、南野はボール保持時に苦しんでいる状況下で必要とされるが、リバプールのプレッシングスピードについていくのは難しいのではないか?と主張。連動したディフェンスが、南野を起用することで壊れてしまう可能性があると指摘している。同選手はボールを保持していないときのプレーをより明確にする必要があると評価した。

 点差が離れていないかつ、失点が許されない状況で南野が起用される日はまだ遠いのかもしれない。それでも、現段階で南野がリバプールに貢献できる点はたくさんあるだろう。