リーグ・アン パリ・サンジェルマン

PSG、カバーニの残留を希望、トゥヘル「彼が必要だ」

エディソン・カバーニ 写真提供: Gettyimages

 パリ・サンジェルマンはアトレティコ・マドリードへの移籍が噂されるウルグアイ代表FWエディソン・カバーニの放出を阻止したいようだ。17日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 マウロ・イカルディの加入や自身の怪我の影響もあり今シーズンは出場機会が減っているカバーニ。既にアトレティコからの1000万ユーロ(約12億2500万円)のオファーが届いているとされているが、トーマス・トゥヘル監督やチームメイトはカバーニの残留を願っているようだ。

 トゥヘル監督はカバーニについて、「私はカバーニにシーズン終了まで残ってほしいと思っている。クラブとしての目標を達成するには彼が必要なんだ」とコメント。

 また、キャプテンを務めるチアゴ・シウバは「私たちは彼をとどめなければならない。何かを成し遂げようというチーム、PSGのようなチームには彼のような選手が必要なんだ。彼は怪我の影響で少し自信を無くしているんだ。しかし、彼は私たちと共にいるし、私たちは彼を信頼している。彼は私たちのキラーだ」と信頼感をあらわにした。

 PSGとの契約を今シーズン終了まで残しているカバーニ。移籍金を得るには1月での移籍が必要となるが、クラブは3000万ユーロ(約36億円)という市場価値の選手を決して安売りはしないようだ。