Jリーグ ヴィッセル神戸

エストゥディアンテスのベロン会長、イニエスタと会談認めるも…「交渉はしていない」

ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタ 写真提供:GettyImages

 アルゼンチン1部リーグのエストゥディアンテス・デ・ラ・プラタの会長であるセバスティアン・ベロン氏が、ヴィッセル神戸所属の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタと会談したことを明かした。23日スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 エストゥディアンテスは、イニエスタの神戸での契約が切れる2021年1月に同選手の獲得を目指していると報じられている。ベロン会長は同選手と会談したことを認めるも、ウルグアイのラジオ『ラ・オーラル・デポルティーバ』で「今日、話はするが、イニエスタとの交渉があるとは言えない」と交渉には至っていないことを強調した。その上で「実現するしないに関わらず、イニエスタと交渉することは人々にとって忘れられないものになるだろう」と語っている。

 現在エストゥディアンテスには、バルセロナでイニエスタと共にプレーした元アルゼンチン代表DFハビエル・マスチェラーノが在籍している。同選手の存在はイニエスタが移籍の決断をするのに非常に大きな判断材料となるだろう。

 ベロン会長はマスチェラーノについて「ハビエルが在籍していることはエストゥディアンテスだけでなく、アルゼンチンのサッカーに非常に重要な事実だ」と、その存在が非常に大きいものであると語った。

 イニエスタの今後に注目していきたい。