2018シーズン松本山雅に所属し、プロ入りわずか1年で現役引退したDF武藤友樹は、2日に自身の「note」の中でJリーガーになった理由と引退した理由を明かし、ネット上で物議を醸している。
同選手が2日に投稿した内容には「モデルや女優を抱くためだけにJリーガーになった」「Jリーガーになれば…そんな肩書きに意味はない」「手取り23万の安すぎる給料からプロだからと言って調子に乗りナデシコにコストをかけて遊んでいた」「他のチームの奴らも同じだった。ホストとヤンキーにはモテは敵わない」といった言葉が並び、ネット上では「このような選手をスカウトは2度と獲得しないでほしい」などと、批判的な意見が多く挙がった。
武藤友樹
「俺は小学校1年生から23歳までの約17年間バカみたいにサッカーにすべてをかけてきた。小、中、高、大の青春をすべて捧げてプロになれば金持ちになれる、モテる、人生勝ち組だと信じてやってきた。俺は他のサッカーやってるやつより頭がキレるため、それは違う事が大学3年の頃わかった。
大学3年の頃気づいたならJリーガーになんてならなければいいと思うかもしれないがこれまで時間とお金と感情のコストをかけすぎたためにもうサッカーに依存し離れられなくなりサッカーにかけてきた俺は正しいと正当化するしかなくなっていた。
サッカーを辞める事など簡単には出来なかった。プロになることはこれまでの自分を肯定させるための答え合わせにすぎなかった。
プロになった時点で俺の目的は達成されたため1年でJリーガーを辞めた」
武藤は柏レイソルのジュニアユースから八千代高校を経て法政大学に進学。2018年に松本山雅に加入したが、公式戦への出場は天皇杯の1試合のみにとどまり、同年限りで現役を引退した。
引退後は東京の表参道でパーソナルトーレニングのジムを知人と運営しているようだが、本投稿は「ストリートナンパをはじめて2ヶ月で彼女を7人つくり彼女たちの出資で起業した話」として公開されている。
現在、J1からJ3まで約1500人の選手がプレーしているJリーグ。わずか数年で引退に至る者も少なくない。
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