ファッション界の帝王として知られるベルナール・アルノー氏は、ミラン買収への意欲を捨てていないようだ。イタリア紙『ラ・レプッブリカ』が報じている。
アルノー氏はルイ・ヴィトン傘下のLVMHやクリスチャン・ディオールの会長を務めており、フランス・ファッション界の帝王の異名を持つフランス人実業家。9月28日にミランを買収するのではないかと報じられ、注目を集めた。その同氏だが、依然としてミラン買収への意欲は消えておらず、2人のサッカー界の大物を連れて来ることを目指しているという。現在ミランを保有するエリオット・マネジメントとの交渉が再開されたようだ。
報道によるとアルノー氏は、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督をミランに連れてくることを計画しているようだ。
また、世界で2番目に裕福(ブルームバーグの長者番付2位で総資産約11兆6208億円)とされるアルノー氏は、メッシやグアルディオラ監督を招聘できなかった場合、キリアン・ムバッペやユルゲン・クロップ監督の獲得を目指すという。とにかく、目玉となる選手の補強を計画しているようだ。
『ラ・レプッブリカ』によると、現在ミランを保有するエリオット・マネジメントは、ピッチ上でのパフォーマンスの悪さからミランの売却を検討しているという。また、アルノー氏もミランの買収を進めたい意向が強く示しているようだ。ただ、息子のアントワン氏がサッカー界への進出にブレーキをかけているとみられている。
果たしてミランに、資金力のあるオーナーと共に復活するという未来が訪れるのだろうか。
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