リーグ・アン パリ・サンジェルマン

PSGレオナルド氏、ネイマール退団を容認!ついに移籍実現か

ネイマール 写真提供:GettyImages

 パリ・サンジェルマン(PSG)のスポーツディレクター(SD)レオナルド氏が、同クラブ所属のブラジル代表FWネイマールの退団を容認するようだ。25日、フランス紙『パリ・ユナイテッド』を引用して伝えている。

 PSGは現在、多くの選手と契約更新をするため、優先順位を決めている段階。フランス代表FWキリアン・ムバッペが優先1位に上がっているが、ネイマールは2位とはならないようだ。ネイマールは今シーズンの終了時にPSGを退団し、契約延長の交渉はしない考えだという。ネイマールとの契約は2022年まで残っており、PSGは新たな契約を交わすために動いていたものの、同選手が交渉に消極的なため退団の容認に至った。

 SDレオナルド氏は、ネイマールの消極的な姿勢と予てよりバルセロナへの移籍を望んでいることから、これ以上時間とお金を無駄にしないためにも交渉することをやめたと銷沈している様子。レオナルド氏によって退団が難しくなっていると信じてきたネイマールと、デリケートな関係性を保つ形になる。

 これにより、例えばムバッペとイタリア代表MFマルコ・ベラッティとの契約延長にも至らなかった場合、PSGには予算に余裕ができることになる。なお、ネイマールは来シーズン開幕前に他クラブに売却される予定のようだ。本人の希望通り、バルセロナへの復帰は実現するのだろうか。今後に注目したい。