今夏にバルセロナに加入したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン。バルセロナは約146億円を費やして同選手を獲得したが、リーグ戦第12節までを終えて4ゴールと少々物足りない成績となっている。
このグリーズマン同様に、昨シーズンにバルセロナが大金を費やして獲得した選手がフランス代表FWウスマン・デンベレだ。今シーズンのグリーズマン同様にシーズン序盤は調子が上がらず、負傷にも苦しめられた。しかし、シーズンが進むにつれて前向きな兆候も示し始めた。
今回は、昨シーズン加入した大物と今シーズン加入した大物を比較。グリーズマンは前向きな兆候を示すことができるだろうか。
ゴール
昨シーズンのデンベレはリーグ戦とチャンピオンズリーグ(CL)を合わせて11得点を記録した。リーグ戦で8ゴール、CLで3ゴールという内訳だ。出場時間当たりで計算すると、190分毎に1ゴールを生み出していることになる。
対するここまでのグリーズマンは、公式戦15試合で4ゴールを記録している。リーグ戦で4ゴール、CLで0ゴールという内訳だ。デンベレ同様に出場時間当たりで計算すると約302分毎にゴールを記録していることになる。
シーズン最初の1/3を終えようとしている段階だが、現時点では、ゴールに関してはデンベレの方が優れた結果を残している。
アシスト
ゴールよりもアシストに向いていそうなデンベレの役割だが、昨シーズンの同選手は6アシストのみにとどまった。出場時間で計算すると約379分に1回アシストを記録していることになる。
一方のグリーズマンはこれまでに3つのアシストを記録している。出場時間で計算すると379分に1アシストのペースだが、シーズンが1/3も消化していないことを考えると前向きな数字と捉えられるだろう。
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