ラ・リーガ レアル・マドリード

レアル、ロドリゴ台頭によりある問題が発生?

ロドリゴ・ゴエス 写真提供: Gettyimages

 チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節が6日に行われ、レアル・マドリードは6-0でガラタサライに快勝した。この試合でマドリードの18歳ロドリゴが3ゴール1アシストの活躍を見せたが、ある問題を抱えているようだ。

 問題視されているのは、来夏に行われる東京五輪の出場権がかかる南米予選に参加する予定であったホドリゴがクラブ内で台頭したことにより、予選出場を辞退する可能性が高まっていることのようだ。マドリードは戦力として計算できる同選手の離脱を避けたい考えとみられている。

 今夏にマドリードに加入したロドリゴは、当初Bチームを主戦場にプレーする予定だったが、トップチームで予想をいい意味で裏切る活躍。ここまで公式戦出場6試合で5ゴールを記録したことからレアルの指揮官ジネディーヌ・ジダンの評価が上がっているのは間違いない。

 仮に五輪出場枠(2枠)がかかる南米予選(1月15日〜2月2日)に出場すると約1ヶ月もチームを離れることになる。加えて、この間にマドリードダービー(アトレティコ・マドリード戦)を含め、最低でも3試合が行われるため、南米予選は参加させない可能性が高いとみられている。

 18歳301日でCLのブラジル人史上最年少ゴール記録を樹立し、クラブOBラウル・ゴンザレス氏に次ぐCL史上2番目に若いハットトリック達成者となったロドリゴ。今後の彼の活躍から目が離せない。