ユベントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチは、過去にいじめられていたようだ。9日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が同選手へのインタビューを伝えている。
今月3日にフランチェスコ・セニティ氏と共著した「僕の友達レオ」を発表したボヌッチ。いじめを受けている子供たちに向けた内容の本で、宣伝をかねて『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに答えている。同選手は過去にいじめを受けていたようだ。
ボヌッチは自身の体験を以下のように語っている。
レオナルド・ボヌッチ
「14歳の時にいじめられていたけど、(これまでに)これについて話すことはなかった。故郷のヴィテルボで2歳年上の少年に脅されていたんだ。
彼は僕を押して、ポケットに入っているものを渡すように迫ってきた。僕は頭を冷静に保って、ひどい扱いを受けないように勇敢に振舞ったんだ。
僕は彼を思いとどまらせて逃げたよ。近くに友達のグループを見つけたんだ。このことは僕に影響を与えたけど、成長しなければいけないと気づくきっかけにもなった。
彼が僕に近づいたのは、僕の中にある弱さを見つけたからだろう。僕の意見では、いじめっ子は何かが欠落しているよ。
いじめっ子になったのは、彼ら自身が困難な状況を経験したからだ。この本が身体的、精神的に他人をいじめる人々にとっても役立つことを願っているよ」
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