プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

オーウェン「マンUのトップ6入りは難しい」ハーグリーブスも同調…

マイケル・オーウェン 写真提供:Gettyimages

 マンチェスター・ユナイテッドOBのマイケル・オーウェン氏とオーウェン・ハーグリーブス氏が英メディア『BT Sport』に出演し、古巣クラブの現状について語った。

 アレックス・ファーガソン元監督の勇退以降、思うような成績を残せていないユナイテッド。今シーズンもプレミアリーグ第7節を終えて2勝3分2敗の10位と、苦しい戦いが続いている。オーウェン氏とハーグリーブス氏は「ユナイテッドのトップ6入りは難しい」と古巣クラブの現状について語っている。

 2009年から2012年までユナイテッドに所属していたオーウェン氏は、現在のユナイテッドがここ30年で最悪のスタートを切ったチームだと考えているようだ。以下のように語っている。

マイケル・オーウェン



「個人的に、今シーズンに彼らがトップ6に入れるとは思えない。最悪のマンチェスター・ユナイテッドになるのではないかと考えている。

 何年間にも渡って悪化の一途をたどっている。5年、6年、7年、8年とね。これ以上悪くはならないだろうと言い聞かせながら、実際には悪くなっていった」

 

 また、ハーグリーブス氏はオーウェン氏の意見に同調しながら、自身の考えを述べている。

オーウェン・ハーグリーブス

「最大の問題はマンチェスター・シティとリバプールが、本当にいいチームだということ。差は広がり続けている。

 若い選手たちを成長させ、パフォーマンスを発揮させるいい機会にはなると思う。ただ、それ以外の面ではユナイテッドが期待する道からは離れているね。

 これまでのところ、ポジティブに捉えられるのはディフェンスに費やしたお金だけだ。リーグで3番目に失点が少ないからね。

 ただ、それ以外に関してはマイケルと同じ考えだよ。ユナイテッドについて考えるときに、見落としがちなポイントだ」