ボローニャのシニシャ・ミハイロビッチは白血病からの回復に向けて、良い兆候にあるようだ。26日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がボローニャ地元紙『イル・レス・デル・カリーノ』を引用し伝えている。
白血病を公表し、回復に向けて治療をおこなっていることが明らかとなったミハイロビッチ監督。同監督はセリエA開幕節のエラス・ベローナ戦でベンチ入りをしていたことが話題になった。
「医者からはお勧めしないと言われた」と語ったミハイロビッチだが、血液学の専門家サンテ・トゥーラ氏によれば、この行動は回復に向けた良い兆候であるようだ。以下のように語っている。
サンテ・トゥーラ
「良い兆候です。医者が許可を出したという事実は、生物的に肯定的な反応があるということでしょう。
きっと、彼の骨髄が再構築されていることを意味するでしょう。ただ、退院した患者のように何らかの配慮が必要なのは明らかです。
彼の回復は大きなプロジェクトです。自宅でも行われているでしょう。治療への第一歩は踏み出されましたが、病気は確実に管理しなければいけません。
こういった状態の患者は骨髄移籍を目的とする、少なくとも2回の治療を受け、その後も病院での時間を必要とします。
ただ、これは骨髄性白血病患者にとって、最も可能性の高い解決策です。医学はこの分野において、大きな進歩を遂げています。
2019年現在、2つの骨髄の互換性が50%を超えていれば十分なため、適切なドナーを見つけるのは容易と言えるでしょう」
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