日本時間13日にカリアリからニコロ・バレッラの獲得を発表したインテル。買い取り義務ではあるが、インテルがバレッラの獲得に費やした資金は4500万ユーロ(約55億円)+ボーナス。ボーナスが支払われなかったとしても、クラブの史上最高額移籍金を更新した。そこで今回は、セリエA各クラブの最高額選手をご紹介する。
アタランタ
最高額選手:ルイス・ムリエル
移籍金:1500万ユーロ(約18億円)
アタランタの最高額選手は今夏にセビージャから獲得したコロンビア代表FWムリエル。また、同じくコロンビア代表FWドゥバン・サパタがクラブ史上2番目に高額な選手だ。
フィオレンティーナ
最高額選手:フアン・クアドラード
移籍金:2100万ユーロ(約26億円)
2012年~2015年までフィオレンティーナに所属したコロンビア代表MFクアドラードが、同クラブの最高額選手。その後、チェルシーに3000万ユーロ(約37億円)で売却され、現在はユベントスでプレーしている。
パルマ
最高額選手:中田英寿
移籍金:3000万ユーロ(約37億円)
パルマの史上最高額選手は元日本代表の中田英寿。当時のパルマにはファビオ・カンナバーロを筆頭に、スター選手が多数在籍。ビッグクラブの1つだった。
ナポリ
最高額選手:ゴンサロ・イグアイン
移籍金:3900万ユーロ(約48億円)
アルゼンチン代表FWイグアインがナポリの史上最高額選手。約48億円を費やしたが、これはナポリにとって最も成功した移籍と言えるだろう。イグアインは104試合で71得点を記録。ただ、その後ユベントスへ禁断の移籍を果たし、サポーターからは憎悪の対象となっている。
ローマ
最高額選手:パトリック・シック
移籍金:3900万ユーロ(約48億円)
ローマが最も資金を費やしたのがシック。サンプドリアで輝きを放っていた同選手を引き抜く形で獲得した。しかし、移籍金に見合った活躍ができているとは到底言えない。
ミラン
ローマ
最高額選手:ボヌッチ、ルイ・コスタ
移籍金:4200万ユーロ(約51億円)
ミランは最高額選手が2人並んでいる。イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチと、元ポルトガル代表MFマヌエル・ルイ・コスタだ。ただ、両選手のミランでの活躍度は対照的だ。
ラツィオ
最高額選手:エルナン・クレスポ
移籍金:5500万ユーロ(約67億円)
ラツィオは2000年の移籍市場の主役だった。パルマから元アルゼンチン代表FWクレスポを獲得。費やした資金は、当時としては破格となる約67億円。大きな話題となった。
ユベントス
最高額選手:クリスティアーノ・ロナウド
移籍金:1億1700万ユーロ(約143億円)
セリエA史上最高額の選手は、やはりC・ロナウド。シーズンが始まる前に、この移籍劇を予想できた人はほとんどいないだろう。クラブをチャンピオンズリーグ優勝の悲願に導くことができるだろうか。
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