ラ・リーガ レアル・マドリード

レアルとアトレティコに所属した経歴を持つ選手たち

 レアル・マドリードとアトレティコ・マドリード。同じマドリードを本拠地に置くライバルチームとして有名な2クラブだが、先日レアル・マドリードのスペイン人MFマルコス・ジョレンテがアトレティコ・マドリードへと移籍することになった。

 そこで今回はマドリードの両クラブでプレーした経験を持つ選手たちを紹介する。

 

 


ファンフラン

レアル・マドリード(2004~2006)
11試合:0ゴール 2アシスト

アトレティコ・マドリード(2011~2019)
355試合:6ゴール 41アシスト

 アトレティコ・マドリードで8年間プレーしたファンフラン。しかし、13年前はレアル・マドリードに所属していた。ちなみにユース時代からレアル・マドリードに所属していた。

 今シーズン限りでアトレティコを退団することになったが、記者会見では「レアルファンだったけど僕はずっとインディオ(アトレティコサポーターの愛称)だ」とコメントした。


ホセ・アントニオ・レジェス

レアル・マドリード(2006~2007)
38試合:7ゴール 3アシスト

アトレティコ・マドリード(2007~2011)
154試合:14ゴール 30アシスト

 先日、交通事故で亡くなったレジェス。彼も両マドリードのチームでプレーした経験を持つ選手だ。

 アーセナルに所属していたレジェスは2006年夏にレアル・マドリードにレンタル移籍。すると、その翌シーズンアトレティコ移籍を決断している。


ラウル・ゴンザレス

レアル・マドリード(1994~2010)
741試合:325ゴール 107ゴール

 レアル・マドリードのカスティージャ(Bチーム)の指揮官に就任することになったラウル氏。トップチームではレアル・マドリード→シャルケ→アル・サッド→ニューヨーク・コスモスでプレーした。

 しかし、ユース時代2年間アトレティコ・マドリードに在籍してからレアル・マドリードに移籍しており、両クラブを渡り歩いた選手だ。


サンティアゴ・ソラーリ

アトレティコ・マドリード(1998~2000)
47試合:6ゴール 1アシスト 

レアル・マドリード(2000~2005)
208試合:22ゴール 19アシスト

 今シーズンから指揮を執ったファン・ロペテギ監督が解任された後、レアル・マドリードの指揮官に就任したソラーリ氏。

 現役時代はアトレティコ・マドリードに所属していたがチームが2部降格が決まり、レアル・マドリードへ移籍することになった。


ティボ・クルトゥワ

アトレティコ・マドリード(2011~2014)
154試合:125失点 クリーンシート76回

レアル・マドリード(2018~)
35試合:48失点 クリーンシート10回

 チェルシーからレンタルという形で3年間アトレティコ・マドリードに在籍していたクルトゥワ。チェルシーでのプレーを挟んで昨年夏にレアル・マドリードへ加入した。

 加入した際にはアトレティコファンからの激しいバッシングも話題になった。

アルバロ・モラタ

レアル・マドリード(2010~2014、2016~2017)
95試合:31ゴール 11アシスト

アトレティコ・マドリード(2019~)
17試合:6ゴール 1アシスト

 レアル・マドリードの下部組織出身のモラタはトップチームデビューを果たすも出場機会を得られず、2014年夏にユベントスへと移籍。2016年には契約に盛り込まれていた買取オプションを施行し、レアル・マドリードへ復帰した。

 その後、1年でチェルシーへ移籍するも思うような活躍はできず、今年の冬に買取オプション付き1年半のレンタル移籍でユース時代に所属していたアトレティコ・マドリードに加入している。