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森保ジャパン2つ目の国際大会となるコパ・アメリカ。初戦であるチリ代表戦では、決定機を生かすことができず4失点の大敗を喫してしまった。続く2戦目はウルグアイ。初戦であるエクアドル戦では終始試合の主導権を握る展開となり、4-0で危なげなく勝利した。今回は、そんなウルグアイ代表に日本代表が一矢報いるために、今大会のウルグアイ代表(以下ウルグアイ)の戦い方や要注意人物についてご紹介したい。
【計算されたサイドラインの無秩序】
今大会のウルグアイもやはり強い。ウルグアイと言えばルイス・スアレスとエディソン・カバーニの2トップに注目されがちだが、私がエクアドル戦でウルグアイの恐ろしいさ感じたポイントはサイドエリアでの現象だった。
この試合スタートで出場した、サイドハーフのニコラス・ロデイロ&ナイタン・ナンデス、サイドバックのディエゴ・ラクサール&マルティン・カセレス、彼らはお互いのポジションに注意しながら攻撃時に最適なポジショニングを披露し、誰が攻撃参加してくるかを相手に予測させない状況を創出した。この現象はエクアドル守備陣にとって攻撃参加する選手を捕まえにくくなる効果を生み出し、同時にこの試合の主導権がウルグアイに傾くことを意味した。
【セットプレーには気をつけろ】
エクアドルのホセ・キンテロの退場処分で数的不利もあったが、ウルグアイのセットプレーは警戒するべきポイントである。エクアドル戦では4得点中2得点がCKから得点だ。中でもそのプレーで見事だったのは、得点したスアレスとカバーニの「予測する動き」と言えるだろう。彼らは味方とデフェンダーの位置を瞬時に把握。そこから最適なスペースに侵入してゴールを決めた。ただでさえボールをもたせると得点の匂いしかしない強烈な2トップだけに、こうしたボールと人を予測したプレーには注意が必要だ。
万能FWカバーニのプレー集!
【厚みのある攻撃の裏で】
世界屈指のストライカーや優秀なサイドプレイヤーが躍動している裏で、ウルグアイの中枢を務める重要な人物がいることを私たちは理解しなければならない。それはマティアス・ベシーノとロドリゴ・ベンタンクールの2人だ。ウルグアイにおける彼らの魅力は飛び抜けた「危機管理能力」である。エクアドル戦ではサイドバックまでが敵陣深くまで侵入するような波状攻撃を展開したが、彼ら2人でカウンターを受けないようにエクアドルの選手に利用されると危険なスペースを完全に消してカウンターを無力化させた。更にウルグアイのビルドアップの際には広い視野を維持し、サイドだけでなく縦にくさびのパスを出すなど攻撃の起点にも貢献した。
この2人だけでも猛威を振るうわけだが、ルーカス・トレイラの存在も決して忘れてはならない。3点リードで迎えたウルグアイは75分にトレイラをピッチに送る。そこでトレイラ、ベシーノ、ベンタンクールの3ボランチを形成する時間が続いた。ビッグクラブでコンスタントに出場している彼らの経験がそうさせているのか、彼らが非常に大きな存在に見えてエクアドルの得点の気配を感じさせなかった。
その才能を知らしめた、トレイラのサンプドリアでの初ゴール!
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