今シーズンの欧州サッカーも残すところチャンピオンズリーグ(CL)決勝のみとなっている。今回は今シーズンの公式戦成績において1ゴールを挙げるのにかかった時間が短かった、かつコンスタントに出場機会を得ていた上位10選手を紹介する。
10位-シャルレス(124分/ゴール)
・所属クラブ:エイバル
・国籍:ブラジル
・年齢:35
これまでコルドバ、アルメリア、セルタ・デ・ビーゴ、マラガなどスペイン国内クラブを転々と渡り歩いてきたシャルレスは2017年夏にフリーでエイバルに加入。不動のセンターフォワードとして大きな期待を寄せられると今季は公式戦36試合に出場し15ゴールをマークしている。
9位-ファビオ・クアリャレッラ(124分/ゴール)
・所属クラブ:サンプドリア
・国籍:イタリア
・年齢:36
イタリアサッカー界を代表するストライカーとしてファンの間で定着していたクアリャレッラは、2016年夏にトリノからサンプドリアに加入すると、マルコ・ジャンパオロ監督からこれまでの経験やプロフェッショナル精神が評価され、チームの精神的支柱として大きな役割を果たしていた。そして今季はリーグ戦で37試合に出場し26ゴールをマーク。36歳にして見事得点王に輝いている。
8位-セルヒオ・アグエロ(118分/ゴール)
・所属クラブ:マンチェスター・シティ
・国籍:アルゼンチン、スペイン
・年齢:30
2011年夏にアトレティコ・マドリードからマンチェスター・シティに加入したアグエロは生粋のストライカーとしてロベルト・マンチーニやマヌエル・ペジェグリーニから厚い信頼を寄せられる。現在率いているジョゼップ・グアルディオラ監督のもとではコンディションに不安を抱えていたこともあり一時期はブラジル代表FWガブリエル・ジェズスにポジションを奪われる時期があったが、現在は再び定位置を奪還している。
7位-イシャク・ベルフォディル(117分/ゴール)
・所属クラブ:ホッフェンハイム
・国籍:アルジェリア
・年齢:27
2015年冬にクロアチアの国内クラブからレスター・シティへの移籍を果たしプレミアリーグに挑戦したものの、本領を発揮することができなかったクラマリッチは昨夏にワールドカップ・ロシア大会で準優勝を果たすと、今季は年明け以降に得点を量産。公式戦35試合に出場し17ゴールをマークした。
6位-エミリアーノ・サラ(115分/ゴール)
・所属クラブ:ナント
・国籍:アルゼンチン、イタリア
・年齢:28(享年)
元日本代表指揮官バヒド・ハリルホジッチ率いるナントでプレーしていたサラは、今季前半戦だけでリーグ戦19試合に出場し12ゴールをあげる活躍が認められてカーディフ・シティがクラブ史上最高額で獲得を決めたものの、同選手を乗せた小型機が墜落し、帰らぬ人となってしまった。
5位-イアゴ・アスパス(113分/ゴール)
・所属クラブ:セルタ・デ・ビーゴ
・国籍:スペイン
・年齢:31
かつてリバプールやセビージャに所属していたものの現在は古巣のセルタでプレーしているアスパスだが、今季は降格圏に低迷するチームの中で年明けからふくらはぎの負傷により約3か月の長期離脱を強いられていた。しかし復帰戦となったラ・リーガ第29節・ビジャレアル戦では2ゴールをマークするとベンチに下がった時に涙を流していたことが話題になっている。
4位-エディンソン・カバーニ(93分/ゴール)
・所属クラブ:パリ・サンジェルマン
・国籍:ウルグアイ
・年齢:32
パリ・サンジェルマン(PSG)でフランス代表FWキリアン・ムバッペ、ブラジル代表FWネイマールとともに強力な攻撃陣の一角を担っていたカバーニは、今季公式戦33試合に出場して23ゴールをマークしているものの、2月中旬から約約2カ月間にわたり戦線離脱を余儀なくされた。
3位-リオネル・メッシ(75分/ゴール)
・所属クラブ:バルセロナ
・国籍:アルゼンチン
・年齢:31
昨季に国内2冠達成に大きく貢献したメッシは31歳になった今季も公式戦50試合に出場し51ゴールをマークするなど、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと並んで世界最高峰と称されるほどのパフォーマンスに衰えは見られない。
2位-キリアン・ムバッペ(71分/ゴール)
・所属クラブ:パリ・サンジェルマン
・国籍:フランス
・年齢:20
昨夏に行われたワールドカップ・ロシア大会でフランス代表を優勝に導くと、昨年から新設された若手版バロンドールを受賞するなど、更なる飛躍を遂げている。そんなムバッペは今シーズン序盤に3試合の出場停止処分を受けたものの、リーグ戦で29試合に出場し33ゴールと驚異の決定力を披露している。
1位-パコ・アルカセル(67分/ゴール)
・所属クラブ:ボルシア・ドルトムント
・国籍:スペイン
・年齢:25
今夏にバルセロナからボルシア・ドルトムントにレンタルで加入したパコ・アルカセルは、リーグ戦でわずか11試合の先発出場にとどまっているものの、18ゴールを叩き出しておりスーパーサブとしての役割を大いに果たしている。またドルトムント首脳陣はこの成績を高く評価し、買い取りオプションの行使を決断。新たに2021年夏までの契約を結んでいる。
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