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S・ラモス、クラブ公式記者会見でレアル残留を明言。ぺレス会長との不仲で中国移籍の可能性浮上も

レアル・マドリードのセルヒオ・ラモス 写真提供:GettyImages

 レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは現地時間30日に記者会見を開き、クラブ残留を明言した。

 セルヒオ・ラモスは3月上旬に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の2ndレグ・アヤックス戦で累積警告により出場停止処分となっていたことからサンティアゴ・ベルナベウのスタンドで観戦。

 ただこの時のドキュメンタリー番組の制作に関わったことによりフロレンティーノ・ぺレス会長から敗戦後に叱責を受け、会長との関係が急激に悪化していると伝えられていた。

 また終盤戦では公式戦の招集メンバーから外れることもあり不穏な空気が漂うと、セルヒオ・ラモスが中国クラブへの移籍を容認するようぺレス会長に求めているという報道が飛び交っていた。

 しかしセルヒオ・ラモスは記者会見を開き、今後もマドリードでプレーする意思を強調している。また同選手はマドリードでの現役引退を熱望していることも明言している。

 自身の振る舞いが原因で去就問題に発展した形となったが、本人がクラブ公式の記者会見を通じて残留を明言したことにより、問題は収束にむかうことだろう。