
ローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコは今夏トルコ行きに近づいてはいないようだ。現地時間27日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。
ジェコは2015年夏にマンチェスター・シティからレンタルで加入すると、翌夏にローマが完全移籍で獲得。ストライカーとしてルチアーノ・スパレッティ監督のもとで再び才能を開花させており、2016/17シーズンにリーグ得点王に輝いていた。
しかし今季はリーグ戦で33試合に出場したものの、シーズン序盤での不振の影響もあり9ゴールと2桁得点には届かなかった。
同選手は現在ローマとの契約期間が2020年夏までとなっているが、クラブ首脳陣は30歳代中盤という年齢を考慮して契約延長のオファーを提示していないことから今夏にクラブを離れる可能性が以前から伝えられていた。
その中、トルコの複数メディアはジェコがイスタンブール入りしており、フェネルバフチェ移籍の可能性が高まっていると今週に入って報道していた。
しかし同選手の代理人は本人はあくまでもバカンスをとっていることに加えてイスタンブールにはいないと主張しており、トルコ国内での報道に反論しているようだ。
以前にセリエAでのプレーを熱望していることからウェストハム・ユナイテッドのオファーを断っていたと伝えられているジェコであるが、去就は依然として不透明であるかもしれない。
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