ミランは今夏での退任が既定路線となっているジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の後任候補に現在ラツィオを率いているシモーネ・インザーギ監督をリストアップしているようだ。現地時間22日、イタリア紙『コリエレ・デラ・セーラ』が伝えている。
ミランは年明け以降3月中旬まで公式戦無敗と好調を維持していたものの、3月の代表ウィーク前に行われたミラノダービーでの敗戦を境に4月下旬まで黒星が先行するなど苦しい戦いを強いられている。
また先月28日に行われたセリエA第34節・トリノ戦では来季欧州カップ戦出場権を争うライバルに敗れたことにより、試合後に首脳陣とガットゥーゾ監督が緊急会議を行い、成績に関わらず今季終了後での同監督の退任が決定したと伝えられている。
現在後任人事の選定を行っているミラン首脳陣であるが、シモーネ・インザーギにコンタクトをとった可能性があるようだ。同監督は今季、ラツィオでコッパ・イタリアを制するなどここ数シーズンにおける手腕が高く評価されており、一部報道ではユベントスもマッシミリアーノ・アッレグリ監督の後任候補に含んでいると伝えられている。
ただラツィオにシモーネ・インザーギ監督を手放す意思は見られない。また同クラブはインザーギに対して年俸180万ユーロ(約2億2000万円)+ボーナスによる新契約を用意しているようだ。
イタリア国内で実績を積み重ねているシモーネ・インザーギの今後に注目が集まる中、ミランは今後どのような動きを見せるのだろうか。
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