フランス代表のディディエ・デシャン監督は今夏ユベントス行きの可能性を否定しているようだ。現地時間21日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が報じている。
ユベントスは先週末にマッシミリアーノ・アッレグリ監督が今季限りで退任することを公式発表しており、現在後任人事の選定に入っているものとみられる。
同監督の後任候補としてラツィオのシモーネ・インザーギ監督、チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督などが挙がる中、かつてユベントスを指揮していた経験を持つデシャン監督も名を連ねていた。
しかしデシャン監督はフランス代表の記者会見において「私の置かれた状況は明確である。私が持っている全てのエネルギーはEURO2020予選突破に向けられている」と語っており、現在の仕事に集中する姿勢を強調。
また同監督は「このようなビッグクラブの次期指揮官の候補に名前があることは常に素晴らしいことだし、ユベントスはそのカテゴリーにあるクラブである。ただ私の将来はフランス代表とともにある」とコメント。古巣からの関心に満足感を示しつつも、フランス代表での仕事を辞めることは考慮していないようだ。
アッレグリ監督の後任に関するニュースは連日のように報道されているが、デシャン就任の可能性はこの本人の言葉により無くなったと考えて良いかもしれない。
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