コパ・アメリカ 代表チーム

南米選手権2019、ブラジル代表から漏れた5名の大物選手

ブラジル・サッカー連盟は今月17日、地元開催のコパ・アメリカに臨む登録メンバー23人を発表した。世界屈指の選手層を誇るブラジル代表だけに、有力選手もメンバー外となっている。そこで、今回ブラジル代表招集外となった5名のスター選手をご紹介したい。


ウィリアン

今シーズンから就任したマウリツィオ・サッリ監督のもとで、通算53試合に出場し、8ゴール、14アシストを記録。UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献したが、ブラジル代表メンバーからは外れた。チェルシーとの現行契約は来季までとなっており、今夏に移籍する可能性も報じられている。


マルセロ

ラ・リーガ最終節終了後、本人が「辛いシーズンだった」と振り返ったように、今季はマルセロにとって苦しい1年となった。なかなかコンディションが上がらず、ソラーリ政権時にはレギュラーポジションを剥奪された。ジネディーヌ・ジダン監督の再任とともに復調し、ポジションを奪い返したが、ブラジル代表復帰とはならなかった。


ファビーニョ

シーズン当初こそチームの適応に苦しんだが、徐々にパフォーマンスレベルを上げると出場機会をしっかりと確保した。他の国の代表であれば選出されてしかるべき選手だが、ブラジル代表にはマンチェスター・シティのフェルナンジーニョ、ナポリのアラン、レアル・マドリードのカゼミーロらが代表での立場を確立しているため、選外となった。


ビニシウス

現在来日中の神童もブラジル代表選外となっている。18歳のビニシウスは、デビューシーズンながらレアル・マドリードで主力選手として活躍。シーズン途中にはブラジル代表にも選出されたが、右足首靭帯の損傷で離脱を余儀なくされたことで、コパ・アメリカ行きの可能性がなくなってしまった。

 


ルーカス・モウラ

UEFAチャンピオンズリーグ準決勝2nd レグ・アヤックス戦でハットトリックを達成し、一躍時の人となったルーカス・モウラ。ブラジル代表に招集されるのではないかと報じられたが、結局メンバー外となった。クラブ史上初の決勝で大暴れを期待したい。


招集メンバー

GK

アリソン(リバプール)

エデルソン(マンチェスター・シティ)

カッシオ(コリンチャンス)

DF

ダニエウ・アウベス(パリ・サンジェルマン)

チアゴ・シウバ(パリ・サンジェルマン)

マルキーニョス(パリ・サンジェルマン)

フィリペ・ルイス(アトレティコ・マドリード)

ミランダ(インテル)

エデル・ミリトン(ポルト)

アレックス・サンドロ(ユベントス)

ファグネル(コリンチャンス)

MF

フェルナンジーニョ(マンチェスター・シティ)

アラン(ナポリ)

カゼミーロ(レアル・マドリード)

アルトゥール(バルセロナ)

ルーカス・パケタ(ミラン)

フィリッペ・コウチーニョ(バルセロナ)

FW

ネイマール(パリ・サンジェルマン)

ダビド・ネーレス(アヤックス)

エベルトン(グレミオ)

ロベルト・フィルミーノ(リバプール)

ガブリエウ・ジェズス(マンチェスター・シティ)

リシャルリソン(エバートン)