ブラジル・サッカー連盟は今月17日、地元開催のコパ・アメリカに臨む登録メンバー23人を発表した。世界屈指の選手層を誇るブラジル代表だけに、有力選手もメンバー外となっている。そこで、今回ブラジル代表招集外となった5名のスター選手をご紹介したい。
ウィリアン
今シーズンから就任したマウリツィオ・サッリ監督のもとで、通算53試合に出場し、8ゴール、14アシストを記録。UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献したが、ブラジル代表メンバーからは外れた。チェルシーとの現行契約は来季までとなっており、今夏に移籍する可能性も報じられている。
マルセロ
ラ・リーガ最終節終了後、本人が「辛いシーズンだった」と振り返ったように、今季はマルセロにとって苦しい1年となった。なかなかコンディションが上がらず、ソラーリ政権時にはレギュラーポジションを剥奪された。ジネディーヌ・ジダン監督の再任とともに復調し、ポジションを奪い返したが、ブラジル代表復帰とはならなかった。
ファビーニョ
シーズン当初こそチームの適応に苦しんだが、徐々にパフォーマンスレベルを上げると出場機会をしっかりと確保した。他の国の代表であれば選出されてしかるべき選手だが、ブラジル代表にはマンチェスター・シティのフェルナンジーニョ、ナポリのアラン、レアル・マドリードのカゼミーロらが代表での立場を確立しているため、選外となった。
ビニシウス
現在来日中の神童もブラジル代表選外となっている。18歳のビニシウスは、デビューシーズンながらレアル・マドリードで主力選手として活躍。シーズン途中にはブラジル代表にも選出されたが、右足首靭帯の損傷で離脱を余儀なくされたことで、コパ・アメリカ行きの可能性がなくなってしまった。
ルーカス・モウラ
UEFAチャンピオンズリーグ準決勝2nd レグ・アヤックス戦でハットトリックを達成し、一躍時の人となったルーカス・モウラ。ブラジル代表に招集されるのではないかと報じられたが、結局メンバー外となった。クラブ史上初の決勝で大暴れを期待したい。
招集メンバー
GK
アリソン(リバプール)
エデルソン(マンチェスター・シティ)
カッシオ(コリンチャンス)
DF
ダニエウ・アウベス(パリ・サンジェルマン)
チアゴ・シウバ(パリ・サンジェルマン)
マルキーニョス(パリ・サンジェルマン)
フィリペ・ルイス(アトレティコ・マドリード)
ミランダ(インテル)
エデル・ミリトン(ポルト)
アレックス・サンドロ(ユベントス)
ファグネル(コリンチャンス)
MF
フェルナンジーニョ(マンチェスター・シティ)
アラン(ナポリ)
カゼミーロ(レアル・マドリード)
アルトゥール(バルセロナ)
ルーカス・パケタ(ミラン)
フィリッペ・コウチーニョ(バルセロナ)
FW
ネイマール(パリ・サンジェルマン)
ダビド・ネーレス(アヤックス)
エベルトン(グレミオ)
ロベルト・フィルミーノ(リバプール)
ガブリエウ・ジェズス(マンチェスター・シティ)
リシャルリソン(エバートン)
コメントランキング