ユナイテッド、ナポリDFの135億円の巨額オファー再提示も却下。昨秋契約延長にサイン

　マンチェスター・ユナイテッドはナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリに巨額オファーを提示したものの、これを却下されたようだ。現地時間20日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

　クリバリの去就を巡っては、以前から国外のメガクラブがこぞって興味を示していたが、昨年9月に2023年夏まで契約延長を行い、新契約にサインを交わしていた。

　同選手はディフェンスリーダーとして今季も公式戦48試合に先発出場しているほか、今季から新設されたセリエAの個人タイトルで最優秀DFに輝いている。

　そのコンパニについて、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は以前、プレミアリーグに所属するクラブから移籍金1億ユーロ（約123億円）を超えるオファーが届いたものの、却下したことを明かしており、センターバックの補強が急務であるユナイテッドであると周囲から声が上がっていた。

　そして同クラブは移籍金を増額して1億1000万ユーロ（約135億円）で再度オファーを提示したものの、これもナポリは受け付けなかったようだ。

　なおクリバリとナポリの契約には1億5000万ユーロ（約184億円）による契約解除条項が盛り込まれているものとみられる。今回のオファー拒否はユナイテッドに限らず獲得を狙う他クラブに対するけん制となることだろう。