今シーズンも終わりが近づき、来月からは夏の移籍市場も始まる。そこで今回はフランス・リーグアンの選手たちの中で来季の去就が注目されている選手たちを紹介していく。
1、マリオ・バロテッリ
今年の冬にマルセイユに移籍したバロテッリ。移籍後は14試合で8ゴールを記録し、チームに貢献した。しかし、マルセイユはバロテッリと今シーズンまでの契約しか結んでおらず、去就に注目が集まっている。
今のところの報道によると、マルセイユはバロテッリと契約延長する意思はなく、後釜獲得に動いている模様。マルセイユは今季UEFAヨーロッパリーグの出場権を逃し、資金的にもバロテッリをこのまま手放す可能性が高いようだ。
なお、候補にはチェルシーのフランス代表FWオリビエ・ジルーやMLSのレンジャーズに所属するアルフレッド・モレノスなどをリストアップしていると報じられている。
2、フロリアン・トバン
日本代表DF酒井宏樹の相棒でも知られているトバン。マルセイユの今夏売却候補の一人として名前が挙がっている。
バロテッリの際にも触れたが来季マルセイユはELにも出場できず、その損出はかなりのものになると考えられている。そのためクラブは資金捻出に動くとされており、トバンの売却は確定路線とみられている。
そんなトバンにはアーセナルやミラン、レアル・ソシエダなど獲得を目指すクラブは多いようだ。
3、イブラヒム・サンガレ
日本代表DF昌子源のチームメイトの21歳MFサンガレ。
圧倒的フィジカルを持った191cmの大型ボランチで、すでにコートジボワール代表にも召集されるなど、これからコートジボワールの中盤を支えていく逸材として注目されている。
シーズン開始前の市場価値は200万ユーロ(2億5000万円)であったが現在では1300万ユーロ(15億6000万円)にまで成長した。
そんなサンガレはウエストハム・ユナイテッドをはじめとしたプレミアリーグからの関心が噂されており、これからの活躍に注目したい若手選手だ。
4、ニコラ・ペペ
今夏リーグ・アンで最も注目を集めている選手はぺぺだろう。
圧倒的なスプリント能力とドリブルテクニックを武器にリールを今季2位に躍進させた選手のうちの1人。今季は公式戦39試合に出場し、21ゴール12アシストを記録している。
そんなペペにはマンチェスター勢やリバプール、アーセナル、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、パリ・サンジェルマンなど多くのビッグクラブが関心を示している。
またリールの指揮官クリストフ・ガルティエ監督は「赤(ユニフォーム)でプレーしているようなクラブに行くべき」と発言しており、チャンピオンズリーグに出場可能な赤いチームへの移籍を示唆している。
5、ジョナタン・バンバ
最後にニコラ・ぺぺとともにリールの攻撃陣を牽引したバンバを紹介する。
驚異のスピードとパンチ力のあるキックが持ち味のアタッカーで昨シーズンまで所属していたサンテティエンヌでも高い評価を受けていたバンバだったが、昨年夏に退団。フリーでリールに加入すると今季は39試合に出場し13ゴール3アシストを記録している。
そんなバンバには多くのビックラブからの関心が噂されており、今夏の去就に注目が集まっている。来季、チャンピオンズリーグを戦うリールにとって残留させたい選手だが、果たして去就はどうなるのだろうか。
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