リーグ・アン パリ・サンジェルマン

ブッフォン、今夏現役引退の可能性高まる。PSGとの契約延長交渉が難航

パリ・サンジェルマンのジャンルイジ・ブッフォン 写真提供:GettyImages

 パリ・サンジェルマン(PSG)のGKジャンルイジ・ブッフォンは今季終了後に現役引退する可能性が高まっているようだ。現地時間9日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 ブッフォンは昨夏に17年間過ごしたユベントスを離れてPSGに加入。また同クラブとは1年間の契約期間に加え、さらにもう1年間の契約期間延長のオプションを付帯してサインを交わしている。

 今季はフランス代表GKアルフォンス・アレオラとともにゴールマウスを守り、公式戦23試合に出場している。ただ今年3月に行われたチャンピオンズリーグベスト16・2ndレグのマンチェスター・ユナイテッド戦では自らのミスもあり敗れており、一部から同選手のパフォーマンスに批判の声が上がっていた。

 ブッフォンの代理人は現在、クラブ首脳陣と契約延長に向けて会談を行なっているものとみられるが、未だに合意には至っておらず、今季終了後に契約満了となる可能性が高まっているようだ。

 なおPSGはアレオラに加えて現在アイントラハト・フランクフルトにレンタル加入しているGKケビン・トラップを復帰させることを検討していると伝えられており、仮にブッフォンが残留した場合でも出場機会は大幅に減少するという見方が広まっている。

 さらにブッフォンはPSGを離れた場合、これ以上新たにクラブを探す意思はないものとみられ、このまま現役を退く方向に向かうことが既定路線となっているようだ。