今シーズンも終わりに近づき、来シーズンへ向けて移籍に関する情報も多く報じられている。そこで今回は、今年の夏の移籍市場で特に忙しくなりそうな5つのクラブを紹介する。
マンチェスター・ユナイテッド
今季チャンピオンズリーグ出場権の獲得を逃したユナイテッド。復活へ向けて今夏の移籍市場での複数選手の獲得が予想されると同時に、一部選手の流出も防がなくてはならない。
ユナイテッドが補強を目指すポジションはトップクラスのセンターバックやウィンガーの獲得に動いているだけでなく、今季で契約満了を迎える選手も複数いるため、その補強にも追われることになる。
指揮官のオーレ・グンナー・スールシャール監督は補強するより、今いる若手の育成に注力するような発言もしていたが、果たして今夏どのような動きを見せるのだろうか。
パリ・サンジェルマン
今季もリーグアンを制したものの、それ以外は厳しいシーズンとなったPSG。今夏はトーマス・トゥヘル監督の去就も危ういと言われている他、FWエディンソン・カバーニらの退団の噂もあり、大きな改革が行われると考えられている。
そんなPSGはすでに駒不足だった中盤の最初の補強としてマンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表MFアンデル・エレーラと合意報道も出ており、来季に向けて着々と準備を進めている。
アヤックス
今季のチャンピオンズリーグでレアル・マドリードとユベントスを倒し、準決勝まで進出したアヤックス。その代償として主力がビッグクラブへと去ることが予想されている。
第一号としてMFフランキー・デ・ヨングがバルセロナ行きを決断。DFニコラス・タグリアフィコの残留には成功したが、DFマタイス・デ・リフトやMFドニー・ファン・デ・ベーク、MFハキム・ツィエクなどビッククラブ行きの噂が後を絶たない。
アヤックスの動向にも注目が集まる。
レアル・マドリード
今年不甲斐ない成績を残したマドリード。ジネディーヌ・ジダン監督は来シーズンに向けての補強資金を捻出するため、選手を売却する可能性を示唆。夏の移籍市場で積極的に動く可能性が高まっている。
チェルシーのFWエデン・アザールを始め、トッテナム・ホットスパーのMFクリスティアン・エリクセンやマンチェスター・ユナイテッドのMFポール・ポグバなどの獲得を目指し動いていると伝えられている。
ビッグディールが決まる可能性が高いのはマドリードだろう。
バイエルン・ミュンヘン
主力の高齢化が進むバイエルンは、長年チームを支えてきたアリエン・ロッベンとフランク・リベリーの退団が決定。
すでに世代交代に向けた動きを見せており、アトレティコ・マドリードからDFリュカ・エルナンデスを獲得。また、ローマのMFニコロ・ザニオーロの獲得に関心を寄せるなど、複数の若手選手の獲得にも関心を寄せていると伝えられている。
また、バイエルン・ミュンヘンのハサン・サリハミジッチSD(スポーツディレクター)は複数選手の獲得を示唆する発言もしており、その補強の動向に注目が集まる。
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