ローマ セビージャ

セビージャの敏腕SDモンチと元ローマ監督が今夏再タッグか。酒井宏樹所属マルセイユ指揮官の名前も

元ローマ指揮官のエウゼビオ・ディ・フランチェスコ氏 写真提供:GettyImages

 元ローマ指揮官のエウゼビオ・ディ・フランチェスコ氏は今夏セビージャの監督に就任する可能性が再び高まっているようだ。現地時間7日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 昨季から自身が現役時代に在籍していたローマの指揮官を務めていたディ・フランチェスコ氏は、就任1年目でチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4、リーグ戦3位という成績を収めていた。

 しかし今季はリーグ戦で黒星が先行し出遅れると、今年1月にはコッパ・イタリア準々決勝・フィオレンティーナ戦で1-7と大敗。さらに3月頭に行われたローマダービーで完敗を喫すると、翌週なかばのCLベスと16・2ndレグのポルト戦で延長の末に敗れて大会を後にしたことにより解任。またモンチSD(スポーツディレクター)もクラブを離れ、古巣であるセビージャのSD職に復帰していた。

 一方、セビージャは先週末に行われたラ・リーガ第36節・レガネス戦で0-3と完敗を喫しており、現在勝ち点55の6位となっている。来季チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位・ヘタフェとは勝ち点3差となっており、2試合での逆転は数字上可能ではあるものの、現在率いているホアキン・カパロス暫定監督の後任の選定に入っている模様。

 その最有力候補にはモンチSDとローマで仕事をともにしていたディ・フランチェスコ氏の名前があがっているほか、日本代表DF酒井宏樹が所属しているオリンピック・マルセイユのリュディ・ガルシア監督の名前があがっているようだ。

 ローマで昨季にCLの舞台で実績を残したディ・フランチェスコであるが、果たしてスペインでモンチSDとの再タッグは結成されるのだろうか。