レアル・マドリードのウェールズ代表FWガレス・ベイルが現地時間5日に行われたラ・リーガ第36節・ビジャレアル戦でベンチ外になったことについてジネディーヌ・ジダン監督は具体的な言及を避けているようだ。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
ベイルは昨夏に退団したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに替わるストライカーとしての役割を周囲から求められていたものの、負傷の影響もありここまで公式戦29試合に先発出場し14ゴールにとどまっている。
そして迎えたビジャレアル戦では直前に負傷離脱の報道が無かったにも関わらずベンチ外となっていることから、今夏退団の予兆という見方が広まっている。
この一戦でレアル・マドリードは3-2と勝利しているが、ジダン監督は試合後にベイルについて質問を受けると「私は適切なメンバーを選んだだけだ。これが彼へのメッセージとなるか? いや、君たちが思うように解釈したらいい。ただ私はメンバーを選んだだけにしかすぎず、そこにそれ以上の意味は含まれていない」と語っており、同選手の去就について言及を避けている。
なお、マドリード首脳陣はベイルにオファーが届かない場合はレンタルでの放出にも応じる構えを示している一方、同選手の代理人はマドリード残留を主張するコメントを残している。
去就が依然として不透明な状況にあるベイルであるが、ここに来てリーグ戦残り2試合でも出場機会が与えられない可能性が出てきた。
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