
2018-2019シーズンも終わりが近づき、最終的な目標に向けて多くのクラブが最後の激しい戦いを続けている。そんな今シーズンが始まる前にロシアで開催されていたワ-ルドカップ。この大会でブレイクした選手たちは今季どのような成績を残したのだろうか。
イルビング・ロサノ
クラブ:PSV
ワールドカップでドイツ代表をグループステージ敗退に追い込んだゴールを決めたメキシコ代表FWロサノ。今季はPSVで公式戦40試合に出場し、21ゴール12アシストを記録。W杯ブレイク後も活躍を続けている。なお、チームはアヤックスと勝ち点差なし(第32節終了時)の優勝争いを繰り広げている。
そんなロサノだが、今夏の移籍市場でナポリが獲得を目指していると報じられており、去就にも注目が集まっている。
ベンジャマン・パバール
クラブ:シュトゥットガルト
優勝したフランス代表の中で最も予想外の活躍を見せたパバール。ジブリル・シディベに代わって右サイドバックに固定されると、アルゼンチン戦では驚愕のスーパーゴールまで決めた。
今季はケガで6週間ほど離脱しており、出場は26試合にとどまっているが、来シーズンからはバイエルン・ミュンヘンでプレーすることが決まっている。
ロドリゴ・ベンタンクール
クラブ:ユベントス
ウルグアイ代表としてW杯ベスト8に貢献したベンタンクール。21歳という年齢ながら、冷静な判断力と戦術眼、テクニックがワールドクラスであることを見せつけた。
そんなベンタンクールは今季ユベントスで38試合に出場し、2ゴール3アシストを記録。サミ・ケディラやエムレ・ジャンが負傷離脱していたこともあったがマッシミリアーノ・アッレグリ監督からの信頼をものにした。
ハリー・マグワイア
クラブ:レスター・シティ
ワールドカップの2年前に行われたユーロフランス大会では2部のハル・シティに所属し、観客席から試合を観戦したというマグワイア。W杯ではイングランド代表の不動のCBとしてワールドカップベスト4進出に貢献。W杯終了後にはマンチェスター・ユナイテッドが獲得に動くなど、その活躍から去就に注目が集まった。
しかし、レスターは売却を望まず残留が決定。今季は負傷離脱もあり公式戦30試合の出場にとどまっているが、マンチェスターの2クラブが獲得に動いていると伝えられており、移籍金はDF史上最高額となる9000万ポンド(約130億円)になるとも伝えられている。
アレクサンドル・ゴロビン
クラブ:モナコ
サウジアラビア代表戦とのワ-ルドカップ開幕戦で4ゴールを演出するなど、1試合に12km近く走る抜群のスタミナで攻守両面で圧巻のパフォーマンスを披露したゴロビン。母国のベスト8進出に大きく貢献した。
同大会終了後、ユベントスやナポリ、チェルシー行きの可能性が報じられていたが、新天地は若手の育成に定評があるモナコへの移籍が決定した。
そんなゴロビンの今季だが、公式戦30試合で3ゴール3アシストにどまっている。ゴロビンはねん挫でチームの合流が遅れたこともあるが、モナコは今季大不振に陥るなど、来季からの巻き返しに期待したいところだ。
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