ローマはどうやらアタランタのスロベニア代表FWヨシップ・イリチッチに対して獲得オファーを提示しているようだ。現地時間1日、イタリアメディア『トゥットメルカート』が伝えている。
イリチッチは2017年夏にフィオレンティーナからアタランタに加入すると、昨季は公式戦で15ゴールをマーク。中でもヨーロッパリーグ(EL)ベスト32の1stレグ・ボルシア・ドルトムント戦では2ゴールをあげるなど鮮烈な印象を残している。
そして迎えた今季は開幕前に感染症により闘病生活を送っていたが、9月中旬に復帰を果たすと、コロンビア代表FWドゥバン・サパタやFWアレハンドロ・パプ・ゴメスらとともに強力な攻撃陣を形成。ここまで公式戦31試合12ゴール9アシストという成績を残している。
一方のローマはボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコに今夏退団の可能性があり、同選手の後釜としてイリチッチに照準を当てている模様。
しかし、アタランタは移籍金で5000万ユーロ(約65億円)以上を求めるとともに、4000万ユーロ(約52億円)以下のオファーには一切応じない姿勢を見せており、ローマは獲得が難しい状況となっているようだ。
現在4位とクラブ史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)出場の可能性が現実味を帯びているアタランタでキャリア最高の時期を過ごしているイリチッチであるが、果たして今夏はどのような決断を下すのだろうか。
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