セリエA ミラン

CL4強トッテナム指揮官、ミラン行きの可能性を全面否定 「ただ目を通しただけ」

トッテナム・ホットスパーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督 写真提供:GettyImages

 トッテナム・ホットスパーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督はミラン指揮官就任の可能性を完全否定しているようだ。現地時間29日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。

 ミランは先週なかばに迎えたコッパ・イタリア準決勝2ndレグ・ラツィオ戦で0-1と敗れて大会を後にすると、28日に行われたセリエA第34節・トリノ戦でも後半に2失点を喫し敗戦。

 そして試合後にクラブ首脳陣とジェンナーロ・ガットゥーゾ監督を交えて緊急会議を行っており、今季終了後までの同監督続投が決定したと報じられている。

 ただ来季以降の監督人事に関しては現時点で不透明となっており、今季チャンピオンズリーグ(CL)でベスト4入りを果たすなど周囲からの評価を高めているポチェッティーノ監督も候補に入っていると伝えられていた。

 しかし同監督は「そのニュースにはただ目を通しただけだ。この世界がどのような動きをしているのか分かっているし、このような類いの声には自分自身のエゴを感じることはない」と語っており、単なる噂話にしかすぎないという認識を示しているようだ。

 なおトッテナムは30日にCL準決勝・アヤックス戦を控えている。レアル・マドリードやユベントスを撃破するなど一目置かれる存在となっているアヤックスとの一戦を前にポチェッティーノ監督は集中力を高めていることだろう。