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ベイル代理人が今夏レアル残留を主張。指揮官ジダンは首脳陣に放出要望も

レアル・マドリードのガレス・ベイル 写真提供:GettyImages

 レアル・マドリードのウェールズ代表FWガレス・ベイルの代理人は同選手の今夏残留を主張しているようだ。現地時間29日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 ベイルは2013年夏にトッテナム・ホットスパーからレアル・マドリードに加入したものの、ここ数シーズンは度重なる負傷離脱もありシーズン通してレギュラーには定着できず、再三にわたり周囲から批判を浴びている。

 同選手の去就を巡っては、今年3月に再びジネディーヌ・ジダン監督が就任したことにより今夏退団が既定路線となっており、同監督がクラブ首脳陣に対してベイルの放出を要求しているとも伝えられている。

 また首脳陣は原則として完全移籍での放出を望んでいるものの、現時点でオファーが届いていないことからレンタルでの放出も視野に入れているものとみられる。

 しかし、ベイルの代理人を務めるジョナサン・バーネット氏は「彼は100%レアル・マドリードにコミットしているし、何も変わっていない」と残留を強調するコメントを残しており、首脳陣の意向と対立している状況にあるようだ。

 周囲からの評価が思うように上がらないまま、今季もマドリードに在籍しているベイルであるが、果たして今夏の去就はどの時点で決着するのだろうか。