ミランは来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に失敗した場合、イタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリを放出する可能性があるようだ。27日、イタリア紙『トゥット・スポルト』が報じている。
フィナンシャル・フェア・プレー(FFP)の制約が足かせとなり、エリオット・マネジメントの新体制となっても思うように補強を行うことができていないミラン。そのFFPはミランに更なる試練を与えようとしている。
ミランが来シーズンのCL出場権を獲得できなかった場合、クラブの収益は大幅に見込めなくなる。ミランはスソやハカン・チャルハノール、フランク・ケシエといった選手を放出し、赤字の補填を行うとみられていたが、そういった放出候補の選手たちの市場価値が下がろうとしているため、更なる大物選手の放出に動かざるを得なくなる可能性があるようだ。
そして、その犠牲になろうとしているのがキャプテンのロマニョーリ。年明けから続いたミランの堅守を中心で支えるレベルの高いディフェンダーであり、貴重な左利きであることからも放出となれば争奪戦になるだろう。
ミランにとってはCL出場権を獲得できるかどうかで、すべてがガラッと変わることになりそうだ。
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