ユナイテッドに不名誉な記録。リーグ戦50失点超は40年ぶり。指揮官スールシャールはダービーで…

　マンチェスター・ユナイテッドは現地時間24日に行われたプレミアリーグ第31節・マンチェスター・シティ戦で2つの不名誉な記録を残してしまったようだ。

　ユナイテッドはホームでマンチェスターダービーに臨んだものの、後半に2失点を喫し、今季のプレミアリーグでの失点数が50に到達している。このリーグ戦の失点数は1978/79シーズンに記録した63失点に次ぐ多さとなっており、40シーズンぶりに「50」を上回ってしまうことになった。

　またユナイテッドは昨年12月中旬に指揮官をジョゼ・モウリーニョ監督からオーレ・グンナー・スールシャール監督へ交代させており、今回の一戦がスールシャール監督にとって初となるマンチェスターダービーであり、その就任後初めてのダービーで黒星を喫している。

　そのスールシャールと同じく、2012/13シーズン限りでユナイテッド監督を勇退したアレックス・ファーガソン氏以降でチームを率いた指揮官（デイビッド・モイーズ、ルイ・ファン・ハール、ジョゼ・モウリーニョ）は全員が就任してから初めて迎えるマンチェスターダービーで敗れており、苦杯を舐める状況が続いている。

　なおユナイテッドはこの敗戦により、現在勝ち点64の6位となっており、来季欧州カップ戦出場圏外となっている。同クラブは今週末にチェルシーとの直接対決を控えており、この一戦での勝敗が来季欧州カップ戦出場の切符の行方を大きく左右しそうだ。