ラ・リーガ レアル・マドリード

元レアル指揮官カペッロ、今夏629億円での大型補強を予想。今季無冠濃厚で来季タイトル獲得必至

レアル・マドリードは今季無冠濃厚に… 写真提供:GettyImages

 かつてレアル・マドリードを率いた経験を持つファビオ・カペッロ氏は、今夏に同クラブが大型補強を行うと予想しているようだ。現地時間18日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 レアル・マドリードは今季、序盤から不振に喘ぐと昨年10月末に行われたバルセロナとのエル・クラシコで5失点による惨敗を喫し、フレン・ロペテギ監督を解任。

 後任として下部組織から昇格したサンティアゴ・ソラーリ監督のもとで立て直しを図ったものの、2月末に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝2ndレグ・バルセロナ戦で0-3と敗れ、カップ戦はベスト4で敗退。そして3月上旬に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16・2ndレグのアヤックス戦では1-4と敗れ、大会を後にしたことから、今季無冠に終わることがほぼ確実となっている。

 その中、ソラーリ監督を解任し昨季までCL3連覇を成し遂げていたジネディーヌ・ジダン氏を再び招へいしたマドリードは、来季のタイトル獲得が求められている。

 カペッロ氏も自身の古巣の今後について「レアル・マドリードはこの夏に5億ユーロ(約629億円)を費やすだろう」というコメントを残しており、今夏の大型補強の可能性を示唆しているようだ。

 なお、昨夏にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをユベントスへ放出したマドリードは、今夏の移籍市場における目玉としてチェルシーのベルギー代表FWエデン・アザールやマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバに熱視線を送っている。