パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアはまだ母国復帰を視野に入れていないようだ。現地時間16日、フランスメディア『Canal Football Club』が伝えている。
PSGは昨夏にユベントスからGKジャンルイジ・ブッフォンを獲得するなど、チャンピオンズリーグ(CL)制覇に向けて本腰を入れていた。しかしベスト16の対マンチェスター・ユナイテッド戦・2ndレグで後半終了間際に2試合通じて逆転を許し、またもや敗退を余儀なくされた。
それでもディ・マリアは「僕はアルゼンチンに戻らなかったし、チャンピオンズリーグを勝ち取りたいからヨーロッパにとどまっている。レアル・マドリードでクラブ通算10度目のCLタイトルを勝ち取った後において、最初のCL制覇をここで成し遂げることができたら、それは僕にとって忘れられないものになるだろう」と語っており、欧州タイトルへのこだわりを隠していない。
また同選手は「PSGが(CL制覇という)目標に手が届くのもそう時間を要することではないだろう。もう一度CLを勝ち取るという野望を持っている」とコメント。
さらにPSGとの契約期間を昨年11月に2021年夏まで延長したことについて「今年はシーズン終了後にフリーとなっていたし、ここを去る可能性があった。オファーも届いていたが、残留するという決断を下したよ」と語っている。
PSGはバルセロナに1stレグでつけていた4点差を守り切れずに歴史的な逆転負けを喫するなど、ここ3シーズン連続でCLの舞台では運から見放されている。それでもディ・マリアは同クラブでの欧州制覇を夢見ているようだ。
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