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2000年生まれは史上最強世代?ビッククラブで活躍中の逸材たち

20世紀最後の年に生まれた選手たちは、現在18歳か19歳。続々とトップレベルで活躍する選手が出てきている。そこで今回は、2000年生まれの才気溢れる選手たちをご紹介したい。


モイーズ・キーン

所属:ユベントス
国籍:イタリア
誕生日:2000年2月28日

いま最もノリに乗っている若手選手といって過言ではないだろう。クリスティアーノ・ロナウド欠場の影響で出場機会が巡ってくると、リーグ戦直近5試合で5ゴールと圧巻のパフォーマンスを披露。キーンが試合に出れば、スタジアムの空気が変わり、「何かやってくれる」という期待感に溢れる。それもそのはず、シュート決定率は欧州5大リーグ全選手の中で最高の数値を記録している。このままの成長曲線を描けば、間違いなく世界最高の選手になれる逸材だ。


ジェイドン・サンチョ

所属:ボルシア・ドルトムント
国籍:イングランド
誕生日:2000年3月25日

2000年生まれの選手の中では、頭一つ抜け出した感のあるジェイドン・サンチョ。14歳にして移籍金66000ポンド(約1000万円)の評価を受けた逸材は順調に成長を続けている。今季はボルシア・ドルトムントで右ウイングの定位置を確保。リーグ戦は全28試合に出場し、8ゴール、16アシスト。文句なしの成績を残している。今後10年間、サッカー界を牽引していく存在になるはずだ。


ビニシウス・ジュニオール

所属:レアル・マドリード
国籍:ブラジル
誕生日:2000年7月12日

フラメンゴの下部組織と契約を結んだのはわずか10歳のとき。ブラジルU-15代表、U-17代表に飛び級で参戦すると、2016年のサンパウロ・ユース大会(ブラジル最大のU-20選手権)で大会最優秀選手賞を獲得。2017年にフラメンゴでトップデビューを果たすと、2シーズンで70試合に出場し、14得点を記録。評価を高め、昨夏の移籍市場でレアル・マドリードへ移籍した。当初はBチームでプレーする予定だったが、圧倒的なポテンシャルの高さを見せつけると、すぐさまトップチームに合流。今季はラ・リーガで15試合出場を果たしている。


パウリーニョ

所属:バイエル・レバークーゼン
国籍:ブラジル
誕生日:2000年7月15日

2017年、ブラジルのバスコ・ダ・ガマ(ブラジル1部)でクラブ史上最年少出場を達成すると、18歳でバイエル・レバークーゼンへ加入した。移籍金は1600万ポンド(約22億8000万円)。これは2000年以降に生まれた選手として3番目の高額移籍金だ。現在はカップ戦要員となっているが、来季以降は確実に出場機会を増やしてくるだろう。


ライアン・セセニョン

所属:フラム
国籍:イングランド
誕生日:2000年5月18日

昨季イングランド2部で最高のパフォーマンスを披露し、クラブの1部昇格に貢献。メディアからは「第二のガレス・ベイル」などと騒がれ、大きな注目を集めた。しかし、1部に昇格した今季は、プレータイムが限られたことも影響し、昨季のような輝きは放てず。クラブも1年での2部降格が決定した。フラムとの契約は2020年6月まで。契約解除金を5000万ポンド(約73億円)に設定されている。今季終了後の移籍市場で退団する可能性も報じられており、去就に注目が集まっている


 

所属:マンチェスター・シティ
国籍:イングランド
誕生日:2000年5月28日

「アンドレス・イニエスタの後継者」と称される逸材。わずか6歳でマンチェスター・シティのトレーニングに誘われると、8歳で正式に契約を締結。シティの下部組織への加入が実現した。その後、フォーデンは各カテゴリーで順調に成長。そして、ついに2018年に名将ジョゼップ・グアルディオラ監督のもと、UEFAチャンピオンズリーグでトップチームデビューを果たした。怪我さえなければ、間違いなく世界最高の選手になるだろう。


カラム・ハドソン・オードイ

所属:チェルシー
国籍:イングランド
誕生日:2000年10月25日

イングランド代表デビューも果たした期待のウインガー。驚異的だったのは、UEFAヨーロッパリーグでの活躍。格下相手が多かったとはいえ、8試合で4ゴール、2アシストの成績は文句のつけようが無いだろう。選手層が厚く、まだ出場機会は少ないが、プレミアリーグ初ゴールも時間の問題だろう。現在の契約期間は2020年の6月まで。本人はより出場機会の得られるクラブへと移籍を望んでいると報じられており、来夏の移籍市場で退団する可能性は十分に考えられる。


 

今回ピックアップした7選手以外にもブレシアで定位置を確保したサンドロ・トナーリ、レアル・ベティスで成長著しいメキシコ人ディエゴ・ライネス、バレンシアで出場機会を得ているフェラン・トーレスなど期待の新星が続々と現れている。次世代を背負うであろう2000年生まれの選手に注目だ。