ラ・リーガ レアル・マドリード

ジダン、去就不透明のフランス代表DFについて 「彼のいないレアルを想像したくない」

レアル・マドリードのラファエル・バラン 写真提供:GettyImages

 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督はフランス代表DFラファエル・バランの今夏残留を熱望しているようだ。現地時間2日、『』が伝えている。

 マドリードと2022年夏まで契約期間を残しているバランの去就を巡っては、チャンピオンズリーグ(CL)3連覇や昨夏に行われたワールドカップ・ロシア大会など、自身のこれまでのキャリアで数多くのタイトルを獲得したこともあり、新たな挑戦をすべく今夏に所属クラブを変えることを検討していると伝えられていた。

 また本人もメディアインタビューにおいて自身の去就について明言を避けており、同選手の動向をユベントスやマンチェスター・ユナイテッドなど複数クラブが追っているものとみられる。

 その中、ジダン監督は3日に行われるラ・リーガ第30節・バレンシア戦の前日記者会見において「バランがいないマドリードを想像したくない」と語っており、同選手と来季以降もともに仕事することを望んでいる。

 また同監督は「彼はまだ若く、何年間もここで過ごしてきたし、うまくやれている。(去就について)彼は何も僕に語っていない。重要なのは彼が僕に対して語ることである。彼は多くのものを勝ち取ってきたし、私も高く評価している。私の願いは彼をこのクラブにとどめることだ」とコメントを残している。

 周囲で取りざたされているバランの去就報道に耳を貸さない姿勢を示したジダン監督であるが、果たして自らの言葉によって同選手を残留に導くことができるのだろうか。