
バイエルン・ミュンヘンが今夏に7500万ユーロ(約93億円)での獲得を狙っているという報道から、一気に注目を集めているバイエル・レバークーゼンのドイツ人MFカイ・ハフェルツ。ただ、ブンデスリーガを熱心に追いかけているファン以外は、彼について知らないことも多いだろう。そこで今回は、メスト・エジルとも比較される19歳の新星について、知っておきたい7つのことをご紹介する。
オフ・ザ・ボールの質
エジルと比較されることからわかるように、ボール保持時に高い性能を発揮するハフェルツだが、ボールを保持していないときの動くも才能豊かだ。多くの選手が斜めの動きやディフェンスを引っ張る動きでチャンスを作ろうとするが、ハフェルツは攻撃サイドと逆サイドを直線的に動いて相手を翻弄する。スペースにボールを供給したのち、ピッチの中央を切り裂いて、相手ディフェンダー間に顔を出す。これがレバークーゼンの攻撃に怖さを与えている。
得点力
ハフェルツの得点力には目を見張るものがある。前述したオフ・ザ・ボールの動きもそうだが、より戦術的、技術的なレベルが上がった現代のミッドフィールダーの中でも得点力は突出している。攻撃の最後の1/3の部分ではケビン・フォラントやレオン・ベイリー、カリム・ベララビと並び重要な選手だ。ゴール数はクラブ内で2位となる10得点をブンデスリーガで記録している。
高い精度の逆足
左利きの選手には珍しく、ハフェルツは右足も左足と同等に扱うことのできる選手だ。逆足を上手に扱うことで、対峙した選手は右足も警戒するため、パスコースやシュートコースを見極めずらい。結果としてプレーの選択の幅が増えている。高いプレーメーク能力に加え、ナンバー10としても完成された(伸びしろもある)パフォーマンスを見せるハフェルツが注目を集めるのは当然ことだろう。
ドリブル能力
ハフェルツはボール保持時にドリブルでディフェンダーをはがすことのできる選手だ。レバークーゼンでは32試合で41回のドリブルを成功させている。彼の優れている点は、ボールコントロールの正確さにもあるが、他の選手と一線を画しているのは身長(188cm)と強さだ。この2つが、彼を特別な選手にしている。
高さ
中盤のプレーメーカーに空中戦での強さを求めることはないだろう。ただ、ハフェルツにはそれもある。単純な空中戦での戦いに強いとは言えないが、ボックス内では驚異となる。キャリアにおける21ゴールの内、3ゴールはヘディングからのゴールだ。このポジション、役割の選手としては多い。
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